ディズニーランドの新しいアトラクションは?最新施設を新しい順に紹介

2027年に大きく生まれ変わる東京ディズニーランドのトゥモローランドをイメージした未来的な風景 ディズニーランド

東京ディズニーランドでは、2027年春に『シュガー・ラッシュ』の新アトラクションが登場予定です。同年には新しい「スペース・マウンテン」と周辺広場も開業する計画です。

「ディズニーランドで次にできる新しいアトラクションは何?」「最近できた施設を新しい順に知りたい」という方へ、2026年8月12日時点の情報を整理します。

先に要点をまとめると、次に開業時期が具体的に示されている新アトラクションは『シュガー・ラッシュ』です。その後ではなく、同じ2027年の別プロジェクトとして、新しい「スペース・マウンテン」と周辺広場の開業も予定されています。

なお、本記事の「最新順一覧」は東京ディズニーランドの全37施設を開業年代順に網羅するものではありません。今後登場する新施設と、近年登場した主な大型・注目アトラクションを中心に紹介します。

ディズニーランドの新しいアトラクションは?2027年春にシュガー・ラッシュが登場

東京ディズニーランドで次に登場する新しいアトラクションとして、具体的な季節まで発表されているのが、ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』の世界を舞台にした新施設です。

開業予定は2027年春、場所はトゥモローランドです。

新しい建物を別の場所に追加するのではなく、2024年10月31日にクローズした「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」をリニューアルして誕生します。

公式発表では、子どもから大人までインタラクティブにゲームを楽しめる屋内型アトラクションとされています。

物語の舞台となるのは、お菓子の国のレース・ゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界です。

ゲストはラルフやヴァネロペたちと力を合わせ、キャンディ大王がつくりだした不具合「シュガーバグ」によって破壊されそうになっているゲーム世界を救います。

シュガーバグを狙い、クッキーやケーキなどの元のかわいらしいお菓子の姿へ戻していくのが体験の柱です。

「キャンディ大王がつくりだしたシュガーバグ」という設定は想像や推測ではなく、新アトラクションについて公表されているストーリーに含まれています。

つまり、映像やセットを眺めて物語を追うだけではありません。ゲスト自身が行動し、物語上の問題を解決する側へ入る参加型の体験になるところが大きな特徴です。

さらに、「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」の隣にあった商品施設「プラネットM」についても、テーマ変更と改修が予定されています。

ここは見逃せないポイントです。ひとつのライドだけを作品変更するのではなく、周囲も含めて『シュガー・ラッシュ』の存在感を高めていく計画であることがうかがえます。

※画像はAIによるイメージ

テーマパークを長く見てきた立場からすると、今回興味深いのは「バズのシューティング体験をなくして、まったく異なる受け身型ライドにする」という更新ではない点です。

作品と仕組みは変わりながらも、ゲストが自分でゲームに参加する楽しさは、新しい形で受け継がれようとしています。

施設の記憶を完全に断ち切るのではなく、遊びの魅力を次世代へ翻訳するリニューアルと見ると、今回の計画が少し違って見えてきます。


ディズニーランドの最新アトラクションを新しい順に見ると?

2026年8月12日時点で、東京ディズニーランド公式サイトのアトラクション一覧には37施設が掲載されています。

そのすべてを開業年順に並べるのではなく、これから登場する新施設と、近年誕生した主な大型・注目施設を新しい順に整理すると次のようになります。

開業時期 アトラクション・施設 営業状況 主な特徴
2027年春予定 『シュガー・ラッシュ』の新アトラクション 開業予定 屋内型・参加型のゲーム体験
2027年予定 新「スペース・マウンテン」と周辺広場 開業予定 屋内型コースターを新設、周辺環境も刷新
2020年9月28日 美女と野獣“魔法のものがたり” 営業中 大型セットと音楽で物語を巡るライド
2020年9月28日 ベイマックスのハッピーライド 営業中 音楽と予測不能な動きを楽しむライド
2015年7月17日 スティッチ・エンカウンター 営業中 スティッチとのリアルタイムな交流体験

大切なのは、「2027年春」と「2027年」は同じ意味ではないことです。

『シュガー・ラッシュ』は2027年春と季節まで示されていますが、新しい「スペース・マウンテン」は2027年開業予定とされており、2026年8月12日時点では具体的な月や日は公表されていません。

そのため、「シュガー・ラッシュと新スペース・マウンテンが同日にオープンする」「スペース・マウンテンも春に開業する」とまでは言えません。

旅行計画を立てる際には、この違いを押さえておくと安心です。

また、2020年9月28日にオープンした「美女と野獣“魔法のものがたり”」と「ベイマックスのハッピーライド」は、現在営業している施設の中で、近年の東京ディズニーランドを象徴する大型アトラクションです。

「美女と野獣“魔法のものがたり”」では、魔法のカップ型ライドに乗り、音楽や大型セット、ライドの動きが連動する中で映画の物語を巡ります。

一方の「ベイマックスのハッピーライド」は、ケア・ロボットが引っ張るビークルの予測不能な動きと、アップテンポな音楽を組み合わせた体験です。

さらに2026年7月2日から9月14日までは「ベイマックスのハッピーライド スペシャルバージョン」が実施されています。

通常使用される6曲のオリジナルソングにMrs. GREEN APPLEの「Carrying Happiness (Tokyo Disney Resort Version)」が加わり、19時以降は期間限定楽曲のみが流れる予定です。

この期間限定演出は新アトラクションの開業ではありませんので、「新施設」と混同しないようにしたいところです。


新しいスペース・マウンテンはいつ開業?2024年終了から2027年までの経緯

新しい「スペース・マウンテン」は、2027年の開業予定です。

旧「スペース・マウンテン」は東京ディズニーランドが開園した1983年4月15日から親しまれてきましたが、2024年7月31日にクローズしました。

新施設までの主な流れを追うと、トゥモローランドが数年をかけて段階的に更新されていることが分かります。

  • 2022年4月27日:スペース・マウンテンと周辺環境の一新計画を発表
  • 2024年7月31日:旧スペース・マウンテンがクローズ
  • 2024年10月31日:バズ・ライトイヤーのアストロブラスターがクローズ
  • 2027年春:『シュガー・ラッシュ』新アトラクション開業予定
  • 2027年:新スペース・マウンテンと周辺広場が開業予定

この時系列を見ると、2027年の変化が単発的な施設更新ではないことがよく分かります。

新しい「スペース・マウンテン」は、旧施設を部分的に改修するのではなく、まったく新しく建設し直すプロジェクトです。

一方で、ジェットコースタータイプの屋内型アトラクションとして宇宙空間を高速で駆け抜けるという体験の核は受け継がれます。

そこへ新たな性能や特殊効果が加えられ、従来以上のスリルと興奮を味わえる宇宙旅行が計画されています。

※画像はAIによるイメージ

さらに大きいのが、アトラクションだけではなく周辺環境そのものを一新することです。

新しい広場では、宇宙と地球のつながり、そして人類と自然が調和した未来が表現される予定です。夜間には光や音による演出も計画されています。

運営会社のオリエンタルランドが示している投資額は、『シュガー・ラッシュ』の新アトラクションが約295億円、スペース・マウンテンと周辺エリアの一新が約705億円です。

合わせると約1000億円規模となります。

もちろん投資額の大きさだけでアトラクションの面白さが決まるわけではありません。

ただ、この規模を見ると、2027年の計画が「古くなった乗り物を交換する」という程度ではなく、トゥモローランドというエリアの魅力そのものを再構築する重要なプロジェクトであることが伝わります。


美女と野獣・ベイマックスと比べると2027年の新施設は何が違う?

2027年の新施設を理解するうえで参考になるのが、2020年に登場した「美女と野獣“魔法のものがたり”」と「ベイマックスのハッピーライド」です。

この3世代を比べると、東京ディズニーランドがひとつの遊び方へ収束しているのではなく、異なる種類の没入体験を増やしていることが見えてきます。

「美女と野獣“魔法のものがたり”」の魅力は、映画で親しまれた音楽や場面の中へ入り、大規模な空間演出とライドの動きを通して物語を追体験できることです。

ゲストは物語の主人公になるというより、物語の内部へ招かれ、その世界を全身で味わいます。

「ベイマックスのハッピーライド」は少し違います。

物語を順番にたどるよりも、音楽とビークルの予測不能な動きによって、その場にいる全員で明るい空気を共有することが体験の中心です。

そして2027年春予定の『シュガー・ラッシュ』では、ゲスト自身がゲームへ参加し、シュガーバグを元のお菓子の姿へ戻す役割を担います。

美女と野獣は「物語への没入」、ベイマックスは「音楽と動きの共有」、シュガー・ラッシュは「物語への参加」と整理すると、それぞれの設計思想の違いが分かりやすいでしょう。

新スペース・マウンテンはさらに別方向です。

こちらはキャラクターを前面に押し出すのではなく、暗闇、速度、光、音、特殊効果といった身体感覚を使い、宇宙旅行そのものへ没入させる体験になると考えられます。

私は、この「違う楽しさを並べる」という点が東京ディズニーランドらしいと感じます。

最新技術を使うからといって、すべてを同じタイプのアトラクションにするのではありません。物語をじっくり味わいたい人、ゲームをしたい人、音楽に身を任せたい人、スリルを楽しみたい人に、それぞれ異なる入口が用意されます。

家族で訪れて全員の好みが違ったとしても、「誰か一人に合わせ続ける」のではなく、それぞれの好きな時間を一日の中へ組み込みやすいのです。

ここに、新施設を単独で見るだけでは分からない東京ディズニーランドの面白さがあります。


2027年のトゥモローランドは何が変わる?筆者の考察

ここからは、発表されている情報を踏まえた私見です。

2027年は、東京ディズニーランドのトゥモローランドにとって大きな世代交代の年になると私は考えています。

理由は、新しいアトラクションが2つ登場するからだけではありません。

1983年の開園以来親しまれたスペース・マウンテンが役目を終え、2004年に登場したバズ・ライトイヤーのアストロブラスターも終了しました。

長くトゥモローランドを代表してきた体験が続けて姿を消し、その跡に『シュガー・ラッシュ』と新スペース・マウンテンが加わります。

しかも、スペース・マウンテン側では周辺広場まで一新されます。

広場に掲げられているテーマは、宇宙と地球が結び付き、人類と自然が調和する未来です。

これは興味深い変化です。

「未来」と聞くと、少し前までは宇宙船やロボット、機械など、技術の進歩そのものを思い浮かべやすかったかもしれません。

しかし今回示されている未来像には「自然との調和」という考え方が明確に含まれています。

つまり、新しいトゥモローランドでは、未来=機械が増えた世界ではなく、人や自然、宇宙がつながっている世界として描こうとしているように私には見えます。

これは新しいスペース・マウンテンを見るときにも重要です。

コースターがどれほど速くなるのか、どのような特殊効果が加わるのかはもちろん気になりますが、その前後に歩く広場まで含めて「未来」をどう感じさせるのか。

アトラクションの数分間だけではなく、そこへ向かう時間、乗り終えて外へ出た時間、夜に光と音で表情を変える広場までひとつの体験として設計されるなら、トゥモローランドでの滞在そのものが大きく変わるでしょう。

※画像はAIによるイメージ

もうひとつ注目したいのは、『シュガー・ラッシュ』と新スペース・マウンテンの性格がかなり異なることです。

片方はラルフやヴァネロペたちと一緒に遊ぶインタラクティブなゲーム体験。もう片方は宇宙空間を疾走するスリル型の体験です。

同じエリアに似た施設を並べるのではなく、「参加型ゲーム」と「没入型スリル」という異なる楽しみを近い場所に配置することで、家族から友人同士、カップル、ひとりで訪れる方まで選択肢を広げられると考えられます。

旅行を計画する方にとっては、開業時期の表記にも注意が必要です。

『シュガー・ラッシュ』は「2027年春」とされていますが、新スペース・マウンテンは「2027年」です。利用基準、具体的な開業日、運営方法なども今後発表される情報があります。

そのため、2027年春の旅行で「新施設を両方体験したい」と考えている場合、新スペース・マウンテンまで営業しているとは現時点では断定できません。

正式な日程が公表されてから旅行日を決めるのが確実です。

テーマパークには、新しい設備だけでは測れない魅力があります。

親が若い頃に乗った施設が姿を変え、今度は子どもと一緒に新しい施設を体験する。昔の思い出が消えるのではなく、新しい思い出へ静かにつながっていくのです。

アトラクションは人生の縮図だと私は感じています。

少し寂しいクローズも、胸が高鳴る新しいオープンも、その場所を訪れた人にとっては同じ物語の続きを形づくります。2027年のトゥモローランドは、そんな世代のバトンが大きく渡される場所になりそうです。


まとめ|ディズニーランドの新しいアトラクションは2027年に大きく更新

東京ディズニーランドで次に開業時期が具体的に発表されている新アトラクションは、2027年春予定の『シュガー・ラッシュ』をテーマにした屋内型の参加型アトラクションです。

2024年10月31日にクローズした「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」をリニューアルし、ラルフやヴァネロペたちと協力して、シュガーバグを元のお菓子の姿へ戻すゲーム体験が予定されています。

同じ2027年には、新しい「スペース・マウンテン」と周辺広場も開業予定です。旧スペース・マウンテンは1983年の開園時から親しまれ、2024年7月31日にクローズしました。

現在営業している近年の代表的な大型アトラクションとしては、2020年9月28日に開業した「美女と野獣“魔法のものがたり”」と「ベイマックスのハッピーライド」があります。

こうして新しい順に流れを見ると、2027年は単に新しい乗り物が増える年ではなく、トゥモローランドそのものが次の世代へ移る節目だと分かります。

なお、『シュガー・ラッシュ』は2027年春、新スペース・マウンテンは2027年予定であり、両施設の同時開業は現時点で発表されていません。

開業日、利用条件、運営方法などは今後変更・追加される可能性があります。実際に訪れる際には、東京ディズニーリゾートの最新公式情報を確認してください。


よくある質問

ディズニーランドで次にできる新しいアトラクションは何ですか?

ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』の世界を舞台にした新アトラクションが、2027年春に東京ディズニーランドのトゥモローランドへ導入される予定です。

ゲストがゲームへ参加し、ラルフやヴァネロペたちと力を合わせてシュガーバグを元のお菓子の姿へ戻していく屋内型の体験となります。

シュガー・ラッシュのアトラクションはどこにできますか?

トゥモローランドにあった「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」をリニューアルして誕生します。

同施設は2024年10月31日にクローズしており、隣接する商品施設「プラネットM」についてもテーマ変更と改修が予定されています。

新しいスペース・マウンテンはいつオープンしますか?

2027年の開業予定です。

『シュガー・ラッシュ』は「2027年春」と発表されていますが、新スペース・マウンテンについては2026年8月12日時点で具体的な月や開業日は公表されていません。周辺広場も合わせて一新される予定です。

テーマパークライター 夢咲未来