パリ限定!本国では乗れないディズニーランド・パリだけのアトラクション特集

夕暮れのディズニーランド・パリで、ピンク色のお城を背景にジェットコースターが走り抜ける様子 ディズニーランド

「本国では乗れないディズニーランド・パリだけのアトラクション」を探している方へ、まず結論からお伝えいたします。ディズニーランド・パリには、東京やアメリカ本国のディズニーパークには存在しない、フランス独自のアトラクションが数多くございます。

こんにちは。テーマパークライターの夢咲未来です。

幼少期から全国の遊園地を訪ね歩いてまいりました私ですが、パリのディズニーは何度訪れても新しい発見があるパークでございます。

今回は、パリだけでしか体験できない貴重なアトラクションについて、丁寧にご紹介してまいります。

ディズニーランド・パリとは?限定アトラクションが生まれる理由

ディズニーランド・パリは1992年に開園した、ヨーロッパで唯一のディズニーリゾートでございます。

敷地内には「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・アドベンチャー・ワールド」という2つのパークがございます。

ディズニーランド・パークは、眠れる森の美女のお城をシンボルとした王道の世界観を楽しめるメインパークでございます。

一方のディズニー・アドベンチャー・ワールドは、2026年3月29日に「ウォルト・ディズニー・スタジオ」からリニューアルオープンした、アナ雪やピクサー、マーベルの世界を楽しめるパークでございます。

このパークには、日本未導入のアトラクションが特に多く集まっております。

パリならではの限定アトラクションが生まれる背景には、いくつかの要因が重なっていると筆者は考えております。

まず、東京ディズニーランドとアメリカ本国のパークは開業時期がパリより早く、初期投資したアトラクションをベースに増改築を重ねてきた歴史がございます。

一方のパリは1992年の開業以降、後発パークとして独自の開発ラインを持ち、ヨーロッパの観客に向けた新規アトラクションを積み重ねてきた経緯がございます。

さらに、フランスをはじめとする各国のライセンス上の事情や、開発スタジオごとに担当エリアが分かれている運営体制も、パークごとにラインナップが異なる一因になっていると見られます。

こうした事情から、パリには「ここでしか会えない」アトラクションが結果的に集積してきたと、筆者としては捉えております。


ディズニーランド・パークの限定アトラクションにはどんなものがある?

ファンタジーランドやアドベンチャーランドには、東京にはないアトラクションが点在しております。

アリスの不思議なラビリンスとおとぎの国の世界

「アリスの不思議なラビリンス」は、『不思議の国のアリス』をテーマにした屋外の生け垣迷路でございます。

ハートの女王のお城の上まで登ると、ファンタジーランドを一望することができ、写真撮影にもぴったりのスポットでございます。

「おとぎの国の世界」は、小さなボートに乗って童話の世界をミニチュアで巡るアトラクションです。

『アラジン』『白雪姫』『ラプンツェル』などの名シーンが細やかに再現されており、大人はその作り込みの美しさに、お子さまはおとぎ話の世界に入り込んだような気分に浸れることでしょう。

眠れる森の美女の城の地下に眠るドラゴン

シンボルであるお城の地下には「ドラゴンの洞窟」という秘密のエリアがございます。

暗い洞窟の中で、本物のように動く大きなマレフィセントドラゴンのオーディオアニマトロニクスを間近で見学できます。

ウォークスルー形式ですので、ご自身のペースでゆっくりと見学できるのも嬉しいポイントでございます。

※画像はAIによるイメージ

インディ・ジョーンズと危難の魔宮

アドベンチャーランドにある屋外ジェットコースターで、古代遺跡をテーマにした360度ループのあるスリル系アトラクションでございます。

こちらは東京ディズニーシーの「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」とは乗り物も体験内容もまったく異なりますので、混同なさらないようご注意くださいませ。

身長制限は140cm以上となっております。

ノーチラス探検とオートピア

ディスカバリーランドにある「ノーチラス探検」は、ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』に登場する潜水艦の内部を歩いて見学するウォークスルー型アトラクションでございます。

比較的空いていることが多く、パークの喧騒から少し離れてゆったりと楽しめる隠れたスポットと言えるでしょう。

「オートピア」は、近未来デザインの車を自分で運転してコースを走るアトラクションです。

日本のディズニーパークには現在ないタイプで、お子さまが自分でハンドルを握る体験ができる貴重な機会でございます。


ディズニー・アドベンチャー・ワールドならではの限定アトラクションとは?

2026年3月29日にリニューアルオープンしたこのパークには、日本未導入のアトラクションが集中しております。

ラプンツェルのスピニングライドとレミーのおいしいレストラン

「ラプンツェルのスピニングライド」は、2026年3月29日に新たにオープンした新アトラクションでございます。

ランタンに包まれたボートがくるくると回りながら進み、映画のロマンチックな夜の雰囲気を味わうことができます。

絶叫系ではありませんので、ご家族みんなで楽しみやすいライドとして人気を集めております。

「レミーのおいしいレストラン:ザ・アドベンチャー」は、映画の世界をテーマにしたトラックレスライドでございます。

ゲストはネズミサイズになったという設定で、パリのレストランやキッチンを駆け回ります。

3D映像や香りの演出も加わり、家族みんなで没入できる人気のアトラクションとなっております。

※画像はAIによるイメージ

クラッシュのコースターとスパイダーマン系アトラクション

「クラッシュのコースター」は、『ファインディング・ニモ』のウミガメ・クラッシュの殻に乗って海の中をスピンしながら進む屋内ローラーコースターでございます。

乗り物自体がくるくる回転しながら走行しますので、なかなかのスリルを味わえます。

パーク内でも特に待ち時間が伸びやすい人気アトラクションでございますので、お時間には余裕を持ってお楽しみくださいませ。

「スパイダーマン W.E.B.アドベンチャー」は、自分の手を振って「ウェブ」を飛ばし、暴走するスパイダーボットを倒していく3Dシューティング系アトラクションでございます。

銃やコントローラーを持たず、手の動きだけで操作するのが大きな特徴で、ご家族や友人同士でスコアを競い合うのも楽しい過ごし方でございます。

アベンジャーズ・アッセンブル:フライト・フォース

マーベル映画の世界をテーマにしたスピード系ローラーコースターでございます。

アイアンマンやキャプテン・マーベルとともにミッションに挑むという設定で、暗闇の中を猛スピードで走り抜けます。

身長制限は1.20m以上となっており、絶叫系がお好きな方には特におすすめしたいアトラクションでございます。

トイ・ストーリー・プレイランドの限定ライド

ワールド・オブ・ピクサーエリアには、トイ・ストーリーをテーマにした「トイ・ストーリー・プレイランド」がございます。

U字型のコースを前後に行き来する「RCレーサー」、おもちゃの兵隊たちと降下訓練を楽しむ「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」、スリンキードッグが走り回る「スリンキードッグ・ジグザグ・スピン」など、日本にはないタイプの可愛らしいアトラクションが揃っております。

トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップは身長81cm以上が対象でございます。


ファントム・マナー/ビッグサンダー・マウンテン比較でわかるパリ版だけの世界観

パリには、東京のアトラクションとよく似ているものの、内容や世界観がまったく異なる「パリ版だけの特別バージョン」も存在いたします。

ファントム・マナー

見た目は東京ディズニーランドのホーンテッドマンションに近い建物でございますが、ストーリーや雰囲気はまったく異なります。

金鉱を見つけて大金持ちになったヘンリーという男性のお屋敷が舞台となっており、幽霊になってしまった父親と、結婚できずに亡くなった娘メラニーの悲しい物語が展開される、少しダークで大人向けの世界観となっております。

ホーンテッドマンションよりも怖いと語られることが多いアトラクションですので、ホラーがお好きな方にはぜひ乗り比べていただきたい一台でございます。

舞台となるのは西部開拓時代の町という設定で、フロンティアランドという開拓地のテーマランドとの繋がりも深く作り込まれております。

スター・ウォーズ:ハイパースペース・マウンテン

屋内型のローラーコースターに、スター・ウォーズの世界観を組み合わせたアトラクションでございます。

発進時の強烈な加速と、宇宙空間を飛び回るような映像・音響が特徴で、かなりスピード感のあるスリリングな乗り心地となっております。

日本のスペースマウンテンが時速約48kmであるのに対し、パリ版は時速約71kmとされており、その速さの違いは体感すると一目瞭然でございます。

なお東京ディズニーランドのスペース・マウンテンは大規模改装のため2024年から長期休止しており、2026年9月現在も運行を再開しておりません(最新の再開時期は東京ディズニーリゾート公式サイトでご確認くださいませ)。

かつては東京もこのタイプの屋内コースターを主力アトラクションのひとつとしてまいりましたが、老朽化に伴う改装で長期休止という選択を取った一方、パリは加速や音響演出をアップデートする方向で進化を続けております。

同じ「スペースマウンテン」という原型を持ちながら、両パークが異なる道を歩んでいる点は、テーマパークの運営戦略の違いとして興味深いと筆者は感じております。

ビッグサンダー・マウンテン

パリのビッグサンダー・マウンテンは、コースの全長が1,500mに及ぶとされ、東京やアナハイムのビッグサンダー・マウンテンと比べても長い部類に入るとされております(公表時期や測定条件により数値は前後する可能性がございますので、正確な比較は公式発表をご確認くださいませ)。

最高時速は約65kmで、猛スピードのトロッコに乗って廃坑や激流の川の中を走り抜けます。

2016年にはプロジェクションマッピングによる演出も追加されており、東京のビッグサンダー・マウンテンとは演出やストーリーが大きく異なるアトラクションとなっております。

乗り場からトンネルを通って山へ向かう構造も、パリならではの趣がございます。


パリ限定アトラクションを楽しむための私見と今後の見通し

ここからは、長年テーマパークを巡ってまいりました筆者としての考察をお伝えいたします。

パリ限定のアトラクションを拝見して感じますのは、フランスという土地の物語性へのこだわりが、随所に色濃く表れているということでございます。

ファントム・マナーのように悲恋の物語を軸にした演出や、ドラゴンの洞窟のようにお城そのものにドラマを潜ませる構成は、単なる乗り物としてではなく「物語を体験する場」としてアトラクションを設計しているように、筆者には感じられます。

先ほどのスペースマウンテンの例のように、東京が老朽化した人気アトラクションを一旦休止するという判断をした一方で、パリは既存のアトラクションに手を加えながら現役で走らせ続けているという対比は、両パークの投資姿勢の違いを象徴していると個人的には考えております。

また、2026年3月のディズニー・アドベンチャー・ワールドへのリニューアルは、パリのパークがこれまで以上に「日本にない体験」を打ち出していく姿勢の表れではないかと、筆者としては見ております。

ラプンツェルのスピニングライドのような新設アトラクションが続けて登場していることからも、パリ独自のラインナップは今後さらに充実していく可能性が高いと見通しております。

一方で、身長制限や混雑状況、アトラクションの運行状況は時期によって変動いたしますので、最新情報は必ず公式サイトでご確認いただくことをおすすめいたします。

滞在時間が限られている場合は、東京にもある定番アトラクションよりも、今回ご紹介したパリ限定のものから優先的に乗ることを、私としては強くおすすめしたいと思っております。


よくある質問

パリ限定のアトラクションで一番人気が高いのはどれですか?

明確な優劣を断言することは難しいのですが、スター・ウォーズ:ハイパースペース・マウンテンやアベンジャーズ・アッセンブル:フライト・フォース、クラッシュのコースターは特に待ち時間が伸びやすく、注目度の高いアトラクションとされております。

ファントム・マナーとホーンテッドマンションは何が違うのですか?

建物の外観の雰囲気は共通しておりますが、パリのファントム・マナーは西部開拓時代を舞台にした「呪われた花嫁」の悲劇という独自のストーリーで構成されており、演出や音楽もパリだけのオリジナルとなっております。

小さな子どもと一緒でも楽しめるパリ限定アトラクションはありますか?

はい、ございます。おとぎの国の世界やアリスの不思議なラビリンス、ラプンツェルのスピニングライドなどは絶叫要素が少なく、ご家族みんなで楽しみやすいアトラクションでございます。

パリならではの物語と演出が詰まったアトラクションの数々を、皆様の休日の素敵な思い出のひとつに加えていただけましたら幸いでございます。