皆様、こんにちは。テーマパークライターの夢咲未来でございます。
結論から申し上げますと、東京ディズニーランドでは2026年9月15日(火)から10月31日(土)まで「ディズニー・ハロウィーン」が開催され、パレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」やホーンテッドマンションの特別プログラムでヴィランズの世界観を楽しめます。さらにアメリカのマジック・キングダムでは、マレフィセントのコースターを含む新エリア「ヴィランズ・ランド」の詳細が2026年8月のD23イベントで発表されました。
「ディズニー・ハロウィーン」はいつから?仮装できる期間は?
全身仮装が可能なのは、2026年9月15日(火)から9月30日(水)、そして10月16日(金)から10月31日(土)までです。
10月1日(木)から10月15日(木)までは仮装対象外となりますので、仮装を楽しみたい方はご注意くださいませ。
今年も、ディズニーの悪役であるディズニーヴィランズが主役となり、エキサイティングかつ魅惑的な雰囲気のハロウィーンを味わうことができます。ふだんはヒーローやプリンセスが主役になりがちなパークの中で、この時期だけヴィランズが堂々と主役の座を飾る、なんとも贅沢な期間限定の演出だと筆者は感じております。実際、ハロウィーンシーズンにヴィランズを中心に据える構成は東京ディズニーランドの定番となりつつあり、毎年少しずつ切り口を変えて登場するのも長年のファンを飽きさせない工夫のように思われます。
パレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン」はどんな内容?
パレードルートを舞台に、約45分間(1日1回)にわたってディズィズニーヴィランズたちが繰り広げる特別なパレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」が、ハロウィーン期間中の一番の見どころとなります。
より近くでじっくり鑑賞したいという方には、有料の「ディズニー・プレミアアクセス」を利用することで、指定の鑑賞エリアから楽しむこともできます。
夜には、ハロウィーンの音楽にのせてパークの夜空を彩る「ナイトハイ・ハロウィーン」も、パークワイドで約5分(1日1回)実施されます。鑑賞の際は、周りの方へのご配慮を忘れずに、皆で気持ちよく楽しみたいものですね。
なお、パレードにはスポンサー企業がつく形で提供されており、公式サイトでも案内が出ておりますので、お出かけ前にあわせてご確認いただくと安心です。ヴィランズが主役のパレードは、ヒーローやプリンセスが牽引する通常のパレードとは演出のテンポや音楽の作り込みが異なり、悪役ならではの妖しさやユーモアが随所に散りばめられている点も見どころだと筆者は考えております。

ホーンテッドマンション「ホリデーナイトメアー」の見どころは?
2026年9月15日(火)から2027年1月7日(木)までの期間、映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をモチーフにしたスペシャルプログラム「ホーンテッドマンション“ホリデーナイトメアー”」が実施されます。
この映画は、ディズニー公式の動画配信サービスであるディズニープラスにて見放題独占配信中ですので、あらかじめ予習してから訪れると、アトラクションの世界観をより深く味わえるかと思います。
また、舞浜駅前の商業施設イクスピアリ内にある映画館シネマイクスピアリでは、「ディズニー・ハロウィーン」の開催に合わせて、10月9日(金)から11月5日(木)までの期間で特別上映(3D)も予定されております。こちらは当初、9月18日(金)から10月15日(木)と案内されていたものが訂正された経緯がございますので、お出かけ前には最新情報を公式サイトでご確認いただくと安心です。
毎年趣向を変えて実施されるホーンテッドマンションの期間限定プログラムの中でも、ハロウィーンの生みの親ともいえる『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を題材にした今回は、ヴィランズ好きの方にとって特に納得感のある組み合わせだと筆者は感じております。アトラクション本来の不気味な雰囲気と、原作映画の世界観が違和感なく重なり合っている点が魅力です。
「ヴィランズ・ランド」はいつオープン?どんな場所になる?
2026年8月、米カリフォルニア州アナハイムで開催された「D23:アルティメット・ディズニーファン・イベント2026」にて、米フロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのマジック・キングダムに建設される新エリア「ヴィランズ・ランド(Villains Land)」の詳細が発表されました。オープン時期は現時点で公式発表がございませんので、今後の続報を待つ必要があります。
2024年のD23で計画が発表されて以来、注目を集めてきたプロジェクトですが、このたび正式名称が決定し、目玉となる2つの大型アトラクションの内容も明らかになりました。
このランドの物語は、不気味な森にある壊れた「願いの井戸」から始まります。かつて何者かがあまりに邪悪な願いをしたことで井戸そのものが壊れ、毒された魔法が森へと広がってしまった、という設定です。その邪悪な力に引き寄せられるように、さまざまな世界からヴィランたちが集まり、それぞれ自分たちの城や宮殿を築いていくという、オリジナルストーリーが用意されています。
人気ヴィランを単に寄せ集めるのではなく、「壊れた願いの井戸」という一本の物語軸のもとにエリア全体を作り上げている点に、ディズニーの物語づくりへのこだわりを感じます。個人的には、ただキャラクターを陳列するのではなく、ひとつの世界として説得力を持たせようとする姿勢に、長年パークを見てきた筆者としても期待が高まっております。

目玉アトラクションは?マレフィセントのコースターと魔法の鏡のダークライド
「ヴィランズ・ランド」の目玉となるのは、次の2つの大型アトラクションです。
- マレフィセントの新ジェットコースター:『眠れる森の美女』のマレフィセントをテーマに、恐ろしい山頂の要塞を取り囲む魔法のいばらの中を猛スピードで駆け抜け、最後には「すべての悪の支配者」と称されるマレフィセント本人と対峙する内容とされています。
- 魔法の鏡の新ダークライド:『白雪姫』でおなじみの「魔法の鏡」が案内役を務め、女王の宮殿の地下にあるカタコンベを進み、鏡と出会うことで「Mirror Realm(鏡の世界)」へと送り込まれる内容とされています。
ディズニー・イマジニアによれば、コースターには同種のアトラクションではこれまで試みたことのない仕掛けが盛り込まれる予定とのことですが、具体的な内容はまだ公表されておりません。ドラゴンへと姿を変えることでも知られるマレフィセントが、コースターの中でどのような姿を見せてくれるのか、今後の続報が待ち遠しいところです。
一方の「Mirror Realm」には、数々のディズニーヴィランが登場する予定で、特殊効果と実物のセットを組み合わせながら、幻想的な世界を現実の空間として表現していく計画とのことです。絶叫型のコースターと、じっくり世界観に浸るダークライドという、体験のタイプが異なる2本柱を用意している点は、幅広い層のゲストを取り込む狙いがあるのではないかと筆者は見ております。
エリア全体のデザイン「Conjured Architecture」とは
「ヴィランズ・ランド」が興味深いのは、アトラクションだけでなく、エリア全体の建築デザインにもこだわり抜かれている点です。
ディズニー・イマジニアは開発にあたり、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが生み出してきたクラシックな悪役たちと、その登場作品を徹底的に研究してきたといいます。それぞれのヴィランが持つ個性や美学を、建築や空間そのものへ落とし込もうとしているそうです。
その建築スタイルには「Conjured Architecture(魔法で生み出された建築)」という独自の名称までつけられており、イマジニアたちはパリやバルセロナを訪れ、アール・ヌーヴォーやモデルニスモ建築などを研究したとのことです。豊かな色彩や曲線的な自然のモチーフ、不気味なほど巨大なプロポーションなどから着想を得て、「まるで魔法によって作られたような建築」を目指しているといいます。
規模については、Disney Parks Blogによると、ディズニーの巨大テーマエリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」と比較されるほどの大きさになるとされており、2つの大型アトラクションのほか、レストランやショップなども設けられる予定です。単なるアトラクションエリアではなく、街並みそのものでヴィランズの世界観を体感させようとする発想は、近年のテーマパーク開発のトレンドを象徴しているように筆者には感じられます。建築美という切り口からヴィランズを描く試みは、これまでのディズニーパークではあまり例がなく、ここに今回の企画の新しさがあると考えております。
考察:なぜ今、ヴィランズがこれほど注目されるのか
ここからは、テーマパークライターとしての私見を交えながら、少し考察を述べさせていただきたいと思います。
近年のディズニーパークを見ておりますと、これまで「悪役」として脇役に徹してきたヴィランズたちが、次第に物語の主役へと押し上げられてきているように感じます。今回の「ヴィランズ・ランド」の発表は、その流れを象徴する出来事だと筆者は考えております。
また、東京ディズニーランドの「ディズニー・ハロウィーン」が、ヴィランズを主役に据えたイベントとして定着していることも見逃せません。ふだんはヒーローやプリンセスが中心のパークだからこそ、この時期だけヴィランズが主役になるという「非日常の非日常」が、多くのファンの心をつかんでいるのだと筆者は考えております。
今後、東京ディズニーリゾートにおいても、アメリカの「ヴィランズ・ランド」のような大規模なヴィランズ体験が展開される可能性は十分にあるのではないでしょうか。マレフィセントのコースターや魔法の鏡のダークライドといった新機軸のアトラクションが海外でどのように評価されるかによって、今後の展開にも影響してくるものと筆者としては見ております。オープン時期はまだ未発表ですが、続報が出るたびに東京への波及効果も含めて注目していきたいテーマだと感じております。
まとめ
今回は、東京ディズニーランドの「ディズニー・ハロウィーン」(2026年9月15日〜10月31日開催)と、アメリカで進行中の「ヴィランズ・ランド」計画についてご紹介してまいりました。
東京ディズニーランドでは、パレード「ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”」やホーンテッドマンションの特別プログラム「ホリデーナイトメアー」で、ヴィランズの世界観を存分に楽しむことができます。
一方、アメリカのマジック・キングダムでは、マレフィセントのコースターと魔法の鏡のダークライドを擁する「ヴィランズ・ランド」の全貌が2026年8月のD23イベントで明らかになり、オープン時期は未定ながらも、悪役たちが主役を張る新しい物語がまもなく形になろうとしています。
ヴィランズの妖しくも魅力的な世界に、これからもぜひ注目していただければと思います。
よくある質問
「ディズニー・ハロウィーン」の仮装ができる期間はいつまでですか?
2026年9月15日(火)〜9月30日(水)と、10月16日(金)〜10月31日(土)が全身仮装可能な期間です。10月1日〜15日は仮装対象外となりますのでご注意ください。
「ヴィランズ・ランド」はいつオープンしますか?
2026年8月のD23イベントで詳細は発表されましたが、オープン時期については現時点で公式発表がございません。
「ホリデーナイトメアー」はどのアトラクションで実施されますか?
「ホーンテッドマンション」で、2026年9月15日から2027年1月7日まで実施される期間限定プログラムです。


