よみうりランドのクリスマスは、園内全体が宝石色のイルミネーション「ジュエルミネーション」に包まれ、アトラクションに乗りながら光の世界を駆け抜けられる特別な季節です。
なかでも電気で走る次世代ゴーカート「EVグランプリ」や、全長約500mのサーキットコースは、クリスマスのよみうりランドを語るうえで外せない人気の乗り物です。
初めてでも迷わないよう、乗り物の楽しみ方から料金、整理券のコツまでを、テーマパークライターの夢咲未来がやさしく整理してお伝えします。
よみうりランドのクリスマスアトラクションとは?まず結論から
結論から申し上げますと、よみうりランドのクリスマスは「イルミネーションの中を走る・飛ぶ・回る」体験ができる点が最大の魅力です。
2025年のクリスマスは、2025年11月22日(土)から12月25日(木)まで「よみランXmas!2025〜HAPPY HOP〜」が開催されました。
この期間は、関東最大級と称されるイルミネーション「ジュエルミネーション」と重なり、園内には40種を超えるアトラクションが光に彩られます。
照明デザイナーの石井幹子氏が手がける宝石色の光は、ただ眺めるだけでなく、乗り物の上から味わえるのがよみうりランドならではの魅力です。
ふだんは昼間の景色が中心のアトラクションも、夜になると表情を一変させます。
その違いを体感できることこそ、クリスマスシーズンに訪れる大きな価値だと、私は感じています。
EVグランプリとは?クリスマスに乗りたい次世代ゴーカート
よみうりランドのクリスマスで特に人気を集めるのが、電気で走る次世代型ゴーカート「EVグランプリ」です。
全長は約1,100メートルと園内のゴーカートのなかでも群を抜いて長く、軽自動車ほどの大きさの車両で本格的なドライブ気分を味わえます。
公式情報によると、2025年10月29日(木)からは名称が「パノラマドライビング」へと変わっています。
訪れる時期によって呼び名が異なる場合がありますので、現地やマップでは両方の名前を頭に入れておくと安心です。
EVグランプリの料金と乗車条件
EVグランプリは1台につき1,000円で、ワンデーパスやアフターパスなどの各種パスは利用できない点に注意が必要です。
乗車条件は以下の通りです。
- 運転席:身長140cm〜190cm/10歳以上
- 助手席:身長90cm〜190cm/3歳以上
- 助手席が5歳未満の場合、運転者は中学生以上
1台に2名まで乗車でき、所要時間は約7分、最高速度は18km/h、最大高低差は約16mほどです。
グッジョバ!!エリアにあり、コース上のポイントを通過すると得点が加算されるゲーム機能も搭載されています。
仲間と競い合いながら光の中を走る時間は、クリスマスの思い出にふさわしい華やかさがあります。
EVグランプリは整理券が必要?混雑と狙い目
EVグランプリは時間指定の整理券(またはのりもの券)が必要なアトラクションです。
ある愛好家の体験記によると、整理券は16時30分から19時30分まで、30分区切りで販売され、日が落ちてイルミネーションが映える18時前後がもっとも人気だといいます。
さらに土日祝は開園からわずか15分ほどで完売してしまうこともあるようです。
確実に乗りたい方は、よみランCLUBで前売りの日時指定券を購入しておく方法があります。
価格は当日より高くなる傾向があるため、「確実さ」と「価格」のどちらを優先するかで選ぶとよいでしょう。
一方で、同じ体験記では「スピードが控えめで、車両の前と横にアクリル板があるため景色がやや見づらい」という率直な感想も語られていました。
爽快感を重視する方には、後述するゴーカートのほうが好みに合う場合もあります。
このあたりは好みが分かれるところですので、ご自身が「景色の美しさ」と「走る爽快感」のどちらを求めるかで判断していただくのがよいと、私は考えます。

クリスマスのゴーカートはどれを選ぶ?3種類を比較
よみうりランドには、クリスマスに楽しめるゴーカートが複数あります。
EVグランプリのほかに、フラッグストリートの「ゴーカート サーキットコース」、そして「ゴーカート ハイウェイコース」などがあり、それぞれ走り心地が異なります。
主な違いを表にまとめました。
| 乗り物 | 全長 | 料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| EVグランプリ(パノラマドライビング) | 約1,100m | 1台1,000円(各種パス不可) | 電動で景色が長く楽しめる・整理券制 |
| ゴーカート サーキットコース | 約500m | 1人400円(スムースチケット500円) | 風を切る爽快感・初めてでも安心 |
| ゴーカート ハイウェイコース | 約500m | パス対象(備考参照) | 坂道ありでスピード感と景色のバランス良 |
「ゴーカート サーキットコース」は、運転席が身長130cm以上、助手席が90cm以上から乗車でき、定員は2名、所要時間は約2分ほどです。
優先的に乗れる「スムースチケット」が1名につき1枚500円で販売されており、待ち時間を短縮したい方に向いています。
比較的やさしいコース設計なので、お子さまの初めてのドライブ体験にもおすすめです。
ある愛好家は「景色の美しさならEVグランプリだが、スピードと景色のクリアさではハイウェイコースが一番」と評していました。
クリスマスは混雑しやすいため、整理券が不要でパスでも乗れるコースを組み合わせて計画すると、無理なく楽しめると私は考えます。
絶叫系もイルミネーションで大変身
スリルを味わいたい方には、クリスマスに輝きを増す絶叫アトラクションもおすすめです。
人気のジェットコースター「バンデット」は、この期間「流星コースター スターライトバンデット」として光り輝く姿に変わり、東京の夜景を見ながら園内を高速で駆け巡ります。
最大高度60mまで急上昇と急降下を繰り返す「クレージーヒュー・ストン」では、突然眼下に広がるジュエルミネーションの輝きと浮遊感を同時に味わえます。
宇宙船型のライドが360度回転する「ルーピングスターシップ」では、上下が反転して見える“逆さイルミ”を楽しめるのも見どころです。

絶叫系に乗る順番の注意点はある?
はい、注意点があります。
公式のご案内によると、ジュエルミネーション開催日のアトラクション受付は基本的に20:00までとなります。
ただし、バンジージャンプ、クレージーヒュー、クレージーストンに限っては18:00で営業終了となる点に気をつけてください。
せっかく訪れたのに乗れなかった、ということを避けるためにも、これらの絶叫系は夕方の早い時間に先に乗っておくのが賢い回り方です。
イルミネーションが本格的に輝き始める時間と重なるため、18時前の明るさが残る時間帯にスリルを楽しむ、という割り切りも一つの考え方だと感じます。
クリスマスならではのイベントとグルメ
2025年のクリスマスイベントでは、アトラクション以外の楽しみも充実していました。
人気の噴水ショー「ラ・フォンテーヌ」はクリスマス特別バージョンで上演され、マスコットキャラクター「グッド&ラッキー」とダンサーによるダンスショーも特定日に開催されました。
12月8日(月)から25日(木)の平日には、対象アトラクションに乗ってスタンプを集めると、クリスマスアートカードが完成するスタンプラリーも実施されました。
対象機種はマイレーシング、カドケシとろっこ、アニマルレスキュー、ディノランナーなど、小さなお子さま向けの乗り物が中心でした。
グルメ面では、片手で楽しめるワンハンドメニューが登場しました。
- グッドのカスタードまん 650円
- スモークターキーレッグ 800円
- カボチャとコーンの濃厚ポタージュ 500円
- クリスマスツリーのクロッフル 700円
いずれも別途入園料が必要で、価格は税込みです。
寒い季節に温かいスープやターキーを手にしながら光の中を歩く時間は、まさにクリスマスならではの贅沢だと感じます。
クリスマスの料金プランはどう選ぶ?
よみうりランドのクリスマスを楽しむ料金プランは、主に入園料・ワンデーパス・アフターパスの3つです。
- 入園料:大人(18〜64歳)1,800円
- ワンデーパス(入園+乗り放題):大人5,900円
- アフターパス(15時以降入園+乗り放題):大人3,100円
アフターパスはジュエルミネーション開催日のみの販売で、夜からの来園に向いています。
ただし観覧車「Sky-Go-LAND」やEVグランプリなど、一部はパスの対象外となるため、別途料金が必要です。
なお2025年は、12月25日(木)の入園券とアフターパス、12月28日(日)〜30日(火)のアフターパスが特別料金で販売されました。
料金やキャンペーンは変動する前提ですので、来園前に最新情報を公式サイトで確認することをおすすめします。
筆者の考察|クリスマスのよみうりランドをどう楽しむか
ここからは、長年さまざまな遊園地を見てきた筆者としての私見を述べさせていただきます。
よみうりランドのクリスマスが他のイルミネーションイベントと一線を画すのは、「光を眺める」体験が「光の中を動く」体験へと昇華されている点にあると、私は考えます。
多くのイルミネーションは歩いて鑑賞するものですが、ここではゴーカートで走り、コースターで飛び込み、観覧車で見下ろすことができます。
とりわけEVグランプリの整理券が開園直後に完売するという事実は、この「動くイルミネーション体験」への需要がいかに高いかを物語っているように思います。
一方で、EVグランプリはスピードが控えめという声もあり、万人にとっての正解ではありません。
だからこそ、爽快感を求める方はハイウェイコース、長く景色を味わいたい方はEVグランプリ、と目的に合わせて選べる懐の深さが、この施設の強みだと感じます。
今後の見通しとしては、EVグランプリが「パノラマドライビング」へと名称を変えたことからも、光を主役にした乗車体験がさらに磨かれていくのではないか、と個人的には期待しています。
クリスマスは12月の土日祝を中心に混雑が予想されるため、整理券が必要な乗り物を最優先に、絶叫系は18時前に、という順番を意識するだけで満足度は大きく変わるはずです。
まとめ
よみうりランドのクリスマスは、ジュエルミネーションの輝きとアトラクションが一体となった、唯一無二の体験ができる季節です。
EVグランプリ(パノラマドライビング)は整理券が必要で早朝に完売しやすいため、計画的に動くことが成功の鍵となります。
ゴーカートは3種類を目的別に選び、クレージーヒュー・ストンなど一部の絶叫系は18時で終了する点に注意しましょう。
料金プランやイベント内容は変動しますので、最新情報を公式で確かめながら、光に包まれた特別なクリスマスを心ゆくまでお楽しみください。
よくある質問
EVグランプリはパスで乗れますか?
いいえ、EVグランプリ(パノラマドライビング)はワンデーパスやアフターパスなどの各種パスの対象外です。1台につき1,000円の料金が別途必要で、時間指定の整理券が求められます。
クリスマス期間のアトラクションは何時まで乗れますか?
ジュエルミネーション開催日は、アトラクションの受付が基本的に20:00までです。ただしクレージーヒュー、クレージーストン、バンジージャンプは18:00で営業終了となるため、先に乗っておくと安心です。
ゴーカートはどれが初心者におすすめですか?
比較的やさしいコース設計の「ゴーカート サーキットコース」が、初めての方やお子さまのドライブ体験に向いています。全長約500m、1人400円で、待ち時間を短縮できるスムースチケット(500円)も販売されています。


