よみうりランドの「のりもの券」とは、入園料のみで来園した方が、アトラクションに1回乗るごとに券売機で購入する利用券のことです。
料金はアトラクションごとに300円〜1,200円で、乗り放題の「ワンデーパス」とは別のチケット体系になっています。
※本記事の価格・制度情報は2026年9月時点で確認できる公式サイトの案内をもとにしています。料金改定やキャンペーンにより変更される場合がありますので、来園前には必ずよみうりランド公式サイトの最新情報をご確認ください。
初めてよみうりランドを訪れる方にとって、「入園料だけで大丈夫なの?」「乗り放題のパスと何が違うの?」という疑問はとても多いものです。
この記事では、のりもの券の仕組みや購入方法、料金の比較、お得に楽しむためのコツを、初めての方にも分かりやすく丁寧にご案内いたします。
よみうりランドの「のりもの券」とは?仕組みをやさしく解説
のりもの券とは、入園料のみで来園した方が、アトラクションに乗るたびに個別で購入する乗車券のことです。
よみうりランドでは3歳以上の方は乗り物の利用が有料となっており、入園料だけではアトラクションに乗ることができません。
券売機で欲しいアトラクションの分ののりもの券を購入し、そのアトラクションの受付でスタッフに渡す、または回収機に入れるという流れで利用します。
券種は100円券・300円券・400円券などがあり、これらを組み合わせてアトラクションごとの料金にぴったり合わせて使う仕組みです。
初めての方は「なぜ端数のある券がいくつもあるのだろう」と戸惑うかもしれませんが、これはアトラクションごとに料金が細かく異なるためだと考えると納得しやすいでしょう。
一点、注意しておきたいのは、公式サイトの案内によれば、以前あった「のりもの回数券」や「利用期限のないのりもの券」は2022年10月12日をもって販売が終了しているという点です(この日付は公式サイトのお知らせに基づく情報であり、念のため来園前に公式の告知ページで最新の制度をご確認いただくと安心です)。
現在販売されているのりもの券は、購入した当日限りが有効期限となっており、日をまたいでの持ち越しはできません。
また、いったん購入したのりもの券は返金を受け付けていないため、必要な枚数を見極めて購入することが大切です。

のりもの券はどこで買える?購入方法を丁寧に説明
のりもの券は、園内各所に設置されている券売機で購入することができます。
窓口でチケットを購入するのと違い、のりもの券は乗りたいアトラクションのそばにある券売機で、そのつどこまめに買い足していくスタイルが基本です。
購入の流れとしては、まず乗りたいアトラクションの料金を確認し、券売機でその金額分の券(100円券・300円券・400円券の組み合わせ)を購入します。
そのあと、購入した券をアトラクションの受付や回収機に渡せば、乗車できるという仕組みです。
料金はアトラクションによって異なるため、事前に公式サイトで乗りたいアトラクションの料金を調べておくと、券売機の前で慌てずに済みます。
特に、ものづくり体験ができる「グッジョバ!!」エリアのワークショップに参加する場合は、入園券や各種パスに加えて、のりもの券と整理券の両方が必要になる点も覚えておいていただきたいポイントです。
なお、ゴンドラ「スカイシャトル」を利用する場合は、のりもの券ではなく専用の「ゴンドラ券」(片道300円・往復500円、3歳以上対象)が別途必要になりますので、混同しないようご注意ください。
のりもの券とワンデーパス、料金を比較するとどちらがお得?
結論から申し上げますと、1日に3〜4個以上のアトラクションを楽しみたい方には、乗り放題の「ワンデーパス」の方がお得になるケースが多いです。
よみうりランドのチケット体系を整理すると、次のようになります(価格は変動する可能性があるため、購入前に公式サイトでの確認をおすすめします)。
| チケット種別 | おとな目安料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| 入園料のみ | 1,800円前後 | 入園のみ。乗り物は都度のりもの券が必要 |
| ワンデーパス(通常) | 5,900円前後 | 入園+乗り物乗り放題 |
| ワンデーパス(公式オンライン割引) | 5,500円前後 | 事前購入で200〜400円ほど割引 |
| アフターパス(15時以降・季節限定) | 3,100円前後 | 夕方以降の入園+乗り放題 |
入園料とワンデーパスの差額は、おとなの場合で4,100円ほどです。
のりもの券の料金は1回あたり300円〜1,200円ほどですので、平均的な600円前後のアトラクションであれば、7回ほど乗るとワンデーパスの元が取れる計算になります。
そのため、絶叫系アトラクションを何度も楽しみたい方や、一日中しっかり遊びたい家族連れの方には、ワンデーパスが向いていると言えるでしょう。
反対に「観覧車だけ乗って景色を楽しみたい」「グッジョバ!!のワークショップだけ体験したい」というように、目的がはっきり絞られている方には、入園料とのりもの券を組み合わせる方が、無駄な出費を抑えられる可能性があります。
15時以降に来園予定の方であれば、季節限定の「アフターパス」を検討するのもよい選択です。

のりもの券をお得に使うための3つのコツ
ここでは、のりもの券を上手に活用するためのポイントを、初心者の方にも実践しやすい形でご紹介します。
コツ1:事前に乗りたいアトラクションをリストアップする
事前に公式サイトでそれぞれの料金を調べておくことです。
当日券売機の前で悩む時間を減らせるだけでなく、必要な券種の組み合わせも把握しやすくなります。
コツ2:券の買いすぎに注意する
のりもの券は当日限り有効で返金不可のため、余らせてしまうとそのまま無駄になってしまいます。
「念のため多めに」という気持ちは分かりますが、乗りたいアトラクションの分だけこまめに購入するのが賢い使い方と言えるでしょう。
コツ3:途中でワンデーパスへの切り替えも検討する
「思ったより楽しくて、もっと乗りたくなった」という場合には、窓口で相談してみる価値があります(差額対応の可否は窓口にご確認ください)。
なお、公式アプリ「EMot」からもワンデーパスを購入でき、当日窓口価格より割引される場合もあります(価格は変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください)。
のりもの券が向いている人・向いていない人
ここまでの内容を踏まえて、どのような方にのりもの券が向いているのかを整理してみましょう。
のりもの券が向いているのは、次のような方々です。
- 観覧車「Sky-Go-LAND」など、特定のアトラクションだけを目当てに来園する方
- 小さなお子さまと一緒で、乗れるアトラクションが限られている方
- 短時間だけ滞在する予定の方
- 「グッジョバ!!」のワークショップ体験がメインの方
一方で、次のような方にはワンデーパスなど乗り放題タイプのチケットをおすすめします。
- 人気No.1ジェットコースター「バンデット」など、絶叫系アトラクションを何度も楽しみたい方
- 家族や友人と一日中たっぷり遊びたい方
- どのアトラクションに乗るか決めていない、あれこれ乗ってみたい方
このように、ご自身の遊び方に合わせてチケットを選ぶことが、満足度の高い一日につながります。
考察:部分課金型チケットという仕組みが教えてくれること
筆者としては、よみうりランドの「のりもの券」という仕組みは、遊園地の料金体系における一つの独自路線を象徴していると感じています。
首都圏の大型遊園地を見渡すと、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのように入園料と乗り放題がほぼ一体化している園が主流です。
一方で、よみうりランドのように「入園料」と「のりもの券」を分離し、さらに「ワンデーパス」も別立てで用意している園は、部分課金型と定額制を両方選べるハイブリッド設計だと言えます。
これは、東京サマーランドなど一部の施設が採用する「入園+個別料金」方式にも近い考え方で、近隣にお住まいの方がふらっと立ち寄って観覧車だけ楽しんだり、仕事帰りに一つだけアトラクションに乗ったりといった、ライトな利用を後押しする仕組みだと考えられます。
数字で見ても、入園料とワンデーパスの差額はおとなで4,100円前後、平均600円のアトラクションなら7回が損益分岐点になる計算です。これは「月に1〜2回、特定の乗り物だけ楽しむ」という近隣リピーター層には入園料+のりもの券が有利に働き、「年に数回、一日がっつり遊ぶ」という遠方からの来園者層にはワンデーパスが有利に働くという、来園頻度によって最適解が分かれる設計になっていると分析できます。
また、2022年10月に回数券や無期限券の販売が終了し、当日限り有効の単券方式に一本化された背景には、券の在庫管理や現金精算の効率化、あるいはキャッシュレス決済への移行準備といった運営上の事情があったのではないかと筆者は推測しています。
券売機運用のメリットは、来園者が「必要な分だけ」を都度選べる柔軟性にありますが、デメリットとしては、券種が複数あることで購入時に迷いやすく、行列や滞在時間のロスにつながりやすい点が挙げられます。実際、100円・300円・400円という3種の券を組み合わせる必要がある点は、乗り放題パスに比べて購入の手間が一段階多いと言えるでしょう。
個人的には、券の有効期限が当日限りになったことで、以前よりも「使い切る計画を立てる楽しさ」が生まれたようにも思います。
どの券をどう組み合わせるか、券売機の前で少し頭を悩ませる時間も、遊園地のワクワク感の一部と捉えると、また違った味わいが感じられるかもしれません。
今後については、キャッシュレス化やアプリ連携がさらに進む中で、のりもの券もICカードやスマートフォンでの決済に置き換わっていく可能性は十分に考えられます。
ただし、券という「目に見える形」でアトラクションを選ぶ体験そのものは、昔ながらの遊園地らしい魅力として、一定のファンに支持され続けるのではないかと筆者は考えています。
まとめ
よみうりランドの「のりもの券」は、入園料のみで来園した方が、アトラクションに乗るたびに券売機で購入する乗車券です。
料金は1回300円〜1,200円で、100円券・300円券・400円券を組み合わせて使い、有効期限は購入当日限り、返金は不可となっています。
3〜4個以上のアトラクションを楽しみたい方はワンデーパス、特定のアトラクションだけを目的とする方は入園料+のりもの券がお得になりやすいという傾向があります。
料金や制度は変更される可能性がありますので、来園前には必ず公式サイトで最新情報をご確認のうえ、ご自身の来園目的や滞在時間に合わせてチケットを選び、心温まる素敵な一日をお過ごしください。
よくある質問
のりもの券に有効期限はありますか?
はい、のりもの券の有効期限は購入日と同日限りです。翌日以降への持ち越しはできませんので、当日中に使い切るようご注意ください。
のりもの券は返金してもらえますか?
いいえ、のりもの券の返金は受け付けておりません。購入前に、乗りたいアトラクションの料金をよく確認してから必要な分だけ購入することをおすすめします。
0歳や1歳の子供でものりもの券は必要ですか?
よみうりランドでは3歳以上の方からアトラクションの利用が有料となっており、2歳以下のお子さまは無料で乗車できます。ただし付き添いの方には別途料金がかかりますので、事前に対象アトラクションをご確認ください。

