結論からお伝えします。和歌山県のアドベンチャーワールドでは、アジアゾウに直接おやつを手渡す「餌やり体験」ができますが、ゾウの背中に「乗る」ことはできません。
象に乗りたい場合は、千葉県の「市原ぞうの国」が国内でも珍しい体験スポットになります。
この記事では、アドベンチャーワールドのゾウの餌やりの内容・料金・予約方法・注意点を、初めての方にも分かりやすく整理してお伝えしますね。
アドベンチャーワールドのゾウの餌やりとは?内容をやさしく解説
アドベンチャーワールドで体験できるのは「アジアゾウフィーディング」というアトラクションです。
これは、長い鼻を器用に動かすアジアゾウに、野菜や果物のおやつを直接プレゼントできる有料体験です。
ゾウの鼻先に、小さな窓からニュッと伸びてくる鼻へ食べ物を差し出すと、ゾウが上手につかんで食べてくれる仕組みになっています。
実際に体験された方のお話によると、お皿に食べ物を2つずつ選んで乗せ、小窓から伸びてきた鼻先に持っていくと、器用につかんで口へ運ぶのだそうです。
「小窓から出てくるお鼻がなんともかわいい」という感想もあり、ゾウの鼻息を間近に感じられる貴重な時間になりそうです。
ちなみに、ゾウの長い鼻は上くちびるが伸びたもので、アジアゾウの鼻先には上側に1つだけ出っ張りがあるのが特徴です。餌やりの際には、ぜひその繊細な鼻先の動きにも注目してみてくださいね。

料金・定員・実施時間は?予約が必要かどうか
気になる料金や実施内容を、確認できた情報で整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 体験名 | アジアゾウフィーディング |
| 料金 | 1皿 1,000円 |
| 定員 | 50皿(1人最大5皿まで) |
| 受付 | 「Terravie」にて販売 |
| 集合場所 | 「ゾウの森」エリア |
| 所要の目安 | 開始5分前までに集合 |
受付は園内の「Terravie」で行われ、1皿1,000円で参加できます。1人あたり最大5皿までという目安があるので、グループで分け合いながら楽しむのも良さそうです。
実施日や時間は時期によって変わります。たとえば、確認できたスケジュールでは、平日と土日祝で開始時間が異なり、おおむねお昼過ぎの30分前後の時間帯に設定されていました。
集合は、アトラクション開始の5分前までに「ゾウの森」エリアへ向かう流れです。当日に空きがある場合は会場でも受付される一方、WEBで事前予約した方が優先して案内されるとのことでした。
人気の餌やり体験は当日完売することも多いようです。実際に「WEB予約ができるものは事前予約していかないと当日はほとんど完売している」という来園者の声もありました。確実に参加したい方は、事前予約をおすすめします。
なお、荒天の場合は中止になることがあります。最新の実施日・時間・料金は変動する可能性があるため、お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
【重要な注意点】ゾウの森と「エレファントヒル」を間違えないで
ここで、初めての方がつまずきやすいポイントをひとつお伝えします。
アジアゾウフィーディングの会場は「ゾウの森」エリアです。サファリワールド内にある「エレファントヒル」とは別の場所なので、集合場所を取り違えないよう注意が必要です。
広い園内で場所を間違えてしまうと、せっかくの時間に間に合わなくなることもあります。当日は余裕を持って、受付を済ませた「Terravie」のスタッフに場所を確認しておくと安心です。
また、ゾウは大きな体を持つ動物です。小さなお子さんの中には、間近に迫る鼻先に驚いてしまう場合もあります。
実際、体験された方のお子さんも「怖いと逃げてしまった」そうで、代わりに保護者の方が体験されたとのこと。無理をさせず、お子さんの様子を見ながら楽しむのが良さそうですね。

アドベンチャーワールドで象に「乗る」ことはできる?
では、記事タイトルのもうひとつの疑問、「象に乗れるのか」についてお答えします。
結論として、アドベンチャーワールドにゾウに乗れるアトラクションは確認できませんでした。餌やりはできても、乗ることはできないと考えておくのが正確です。
ただし、アドベンチャーワールドには、ゾウ以外にもさまざまな動物に大接近できるツアーがあります。
たとえば「サファリWOWツアー」では、アフリカゾウ・アミメキリン・シロサイに近づいて餌やりができます。餌の入った小さなバケツを受け取り、指定の動物へおやつをあげる流れです。
体験談によると、鼻だけが伸びてくるアジアゾウとは違い、アフリカゾウは「お顔がしっかり見れる」そうです。アミメキリンにいたっては、やぐらの2階から顔を間近で観察できたとのこと。
さらに「ライオンフィーディング」では、トンネル越しに肉を差し出すことができ、「本当に近い」迫力が味わえると評判でした。
このように、アドベンチャーワールドは「乗る」よりも「餌をあげて触れ合う」体験が充実した施設だと言えそうです。
象に乗りたいなら「市原ぞうの国」という選択肢
「どうしても象に乗ってみたい」という方には、千葉県の「市原ぞうの国」が参考になります。
ここは、日本でも珍しく象に乗ることができる施設です。現在12頭という国内最多クラスの飼育数で、映画「星になった少年」に関わったアジアゾウのランディも暮らしています。
市原ぞうの国には、象の背中に乗って園内を散歩する「ぞうさんライド」や、象の鼻にぶら下がる「ぞうさんリフト」、小象との「記念撮影」など、ゾウとの距離が近い体験が豊富にそろっています。草食動物への餌やりも楽しめます。
つまり、目的によって行き先を選ぶのがおすすめです。
- 和歌山で、ゾウをはじめ多彩な動物に餌やりしたい → アドベンチャーワールド
- 千葉で、象の背中に乗る体験をしたい → 市原ぞうの国
ご自身の「何をいちばん体験したいか」に合わせて、プランを組み立ててみてくださいね。なお、料金や営業情報は変わることがあるため、各施設の公式サイトで最新情報を確認してからお出かけください。
考察:なぜ「乗る」より「餌やり」の施設が増えているのか
ここからは、長年さまざまな施設を見てきた筆者としての私見を述べさせていただきます。
近年、動物園やテーマパークでは、ゾウに「乗る」体験より「餌をあげる・観察する」体験に重きを置く施設が増えている印象があります。その背景には、動物の福祉や安全への配慮が社会的に重視されるようになった流れがあると考えられます。
アドベンチャーワールドのアジアゾウフィーディングが、鼻先だけを差し出す安全性の高い形で設計されているのも、来園者とゾウの双方に配慮した工夫だと筆者は感じます。
一方で、市原ぞうの国のように「乗る」体験を大切に受け継ぐ施設の存在も、私は貴重だと考えます。この施設は、若くして亡くなった象使いの思いを受け継いで作られた場所であり、ただのアトラクションではない物語性があるからです。
個人的には、どちらが優れているという話ではなく、「ゾウとどう向き合いたいか」という来園者の価値観によって、選ぶ施設が分かれていくのだと思います。
ゾウは本来、1日18時間ほど餌を食べながら長い距離を移動する動物で、野生では1頭あたり100kg以上も食べるといわれます。そうした生態を知ったうえで餌やりをすると、ほんの1皿のおやつにも、また違った重みを感じられるのではないでしょうか。
まとめ
アドベンチャーワールドでは、アジアゾウに直接おやつを手渡す「アジアゾウフィーディング」が楽しめます。料金は1皿1,000円、受付は「Terravie」、集合は「ゾウの森」で、人気のため事前予約が安心です。
一方、ゾウに「乗る」体験はアドベンチャーワールドにはなく、象に乗りたい場合は千葉の「市原ぞうの国」が候補になります。
目的に合わせて施設を選び、ゾウとの心温まるひとときを、素敵な休日の物語にしてくださいね。
よくある質問
アドベンチャーワールドのゾウの餌やりは予約が必要ですか?
当日空きがあれば会場でも受付されますが、WEB事前予約の方が優先案内されます。人気で完売することも多いため、事前予約がおすすめです。
ゾウの餌やりの料金はいくらですか?
アジアゾウフィーディングは1皿1,000円です。定員は50皿で、1人あたり最大5皿までが目安とされています(最新情報は公式サイトでご確認ください)。
アドベンチャーワールドで象に乗ることはできますか?
象に乗れるアトラクションは確認できませんでした。象に乗る体験を希望する場合は、千葉県の「市原ぞうの国」が国内でも珍しいスポットです。


