結論からお伝えしますと、アドベンチャーワールドの「フリーパス」にあたるのは、2026年7月18日から販売されている「もっと無限アドベンチャーパス」であり、当日入園券にその場でアップグレードするだけで2027年5月31日まで何度でも入園できるようになる仕組みです。
こんにちは、テーマパークライターの夢咲未来です。今日は、和歌山県白浜町にある「アドベンチャーワールド」の「もっと無限アドベンチャーパス」について、初めての方にも分かりやすくご説明してまいりますね。
アドベンチャーワールドの公式サイトの発表によりますと、この「もっと無限アドベンチャーパス」は2026年7月18日から販売が開始されているとのことです。
多くの遊園地では、入園料とは別に「アトラクション乗り放題券」としてのフリーパスが販売されていることが一般的です。ですが、アドベンチャーワールドの場合は少し仕組みが異なりますので、これから訪れる予定の方は、事前に知っておくと迷わずに済むと思います。
アドベンチャーワールドの「フリーパス」とは何を指すの?
多くの遊園地でいう「フリーパス」は、園内のアトラクションに何回でも乗れる乗り物券のことを指すのが一般的です。
けれども、アドベンチャーワールドはサファリワールド・マリンワールド・遊園地エリアが一体となった施設で、パンダをはじめ約120種1,600頭もの動物たちを飼育しております。
そのため、ここでいう「フリーパス」は、乗り物の乗り放題というよりも「一定期間、何度でも入園できるパス」という意味合いが強いのが特徴です。
具体的には、公式サイトが案内している「もっと無限アドベンチャーパス」がこれにあたります。
当日入園券でパーク内に入られた方が、その場でアップグレード手続きをすることで、2027年5月31日まで何度でも入園できるようになるサービスです。
夏休みはもちろん、シルバーウィークやクリスマス、年末年始、春休み、そして来年のゴールデンウィークまでの長い期間をカバーしているのが嬉しいポイントですね。
「もっと無限アドベンチャーパス」の料金はいくら?
気になる料金ですが、当日入園券に追加料金を支払うことでアップグレードできる仕組みになっております。
- 大人(18歳以上)・シニア(65歳以上):当日入園券+3,500円
- 中学生・高校生:追加料金なし(無料)
- 幼児・小学生:追加料金なし(無料)
たとえば大人2名・高校生1名・小学生2名という5人家族で考えますと、追加でお支払いいただくのは大人2名分の3,500円×2名分のみです。
高校生と小学生のお子様は無料でアップグレードできますので、家族での利用がしやすい設計と言えそうです。
1日入園券をベースにした定価を見てみますと、大人の場合は「1日入園券5,300円+3,500円」で合計8,800円となります。
シニアは「4,800円+3,500円」で合計8,300円です。
中人(中学生・高校生)は1日入園券の4,300円のみ、小人(幼児・小学生)も1日入園券の3,300円のみで、追加料金は発生いたしません。
ここで少し具体的な計算をしてみましょう。通常の年間パスポート(大人18,700円)と比較しますと、1日入園券5,300円で2回訪れた場合の合計は10,600円ですから、年間パスポートの方が2回目以降もお得に感じられるかもしれません。
一方で「もっと無限アドベンチャーパス」は合計8,800円で、年間パスポートより1,900円ほど割安な計算になります。
ただし年間パスポートは通年利用が前提であるのに対し、こちらは2027年5月31日までの期間限定である点が異なります。
つまり「今年の夏から来年のゴールデンウィークまでの間に2回以上訪れたい」という方にとっては、年間パスポートを新規購入するよりも割安に済むケースが多いというのが、筆者としての率直な見立てです。

手続きはどうやってするの?入園当日の流れ
「もっと無限アドベンチャーパス」へのアップグレードは、入園当日のみ手続きが可能となっております。
後日あらためて手続きすることはできませんので、その日のうちに済ませておく必要がある点にご注意くださいませ。
手続きの流れは、パーク内に設けられた特設ブースにて、ご自身のスマートフォンを使い、公式WEBチケットストア「Terravie(テラヴィ)」から顔写真登録と決済を行う形になります。
顔写真を登録するのは、パスの不正利用を防ぐための仕組みと考えられます。
なお、ハーフデー入園券や、パートナーホテル限定の特別LOVES入園券、各種優待割引券などで入園された方も、1日入園券との差額を支払うことでアップグレードが可能とのことです。
詳しい差額については、当日パーク内のスタッフに直接お尋ねいただくのが確実です。
ちなみに、この「もっと無限アドベンチャーパス」の販売期間中は、通常の2日間入園券および年間パスポートの販売は一時的に休止されるとのことですので、こちらもあわせて覚えておいていただければと思います。
以前の「無限アドベンチャーパス」を持っている方はどうなるの?
アドベンチャーワールドでは、これまでにも「無限アドベンチャーパス」という同様の仕組みのパスが販売され、大変好評だったそうです。
今回の「もっと無限アドベンチャーパス」は、公式発表によるとそのパワーアップ版という位置づけになります。
すでに以前の「無限アドベンチャーパス」を購入済みの方については、追加料金なしで利用期間が2027年5月31日まで自動的に延長される取り扱いとなっております。
あらためて手続きをし直す必要はないとのことですので、この点はとても親切な対応だと感じます。
また、現在すでに年間パスポートをお持ちの方にも、新たな特典が用意されているとのことです。
有効期限がさらに3か月延長され、前回分とあわせると合計9か月分の延長になるほか、パーク内の対象ショップや飲食店で5%の割引を受けられる特典も発表されています。
対象条件は施設側で設けられておりますので、割引率や延長開始日など詳しい内容は公式サイトのお知らせページでご確認いただくのが確実です。
通常の入園料と1日入園券の料金もおさらいしましょう
「もっと無限アドベンチャーパス」はあくまで当日入園券からのアップグレードという形になりますので、まずはベースとなる1日入園券の料金も知っておくと分かりやすいです。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(18歳以上) | 5,300円 |
| シニア(65歳以上) | 4,800円 |
| 中人(中学生・高校生/12~17歳) | 4,300円 |
| 小人(幼児・小学生/4~11歳) | 3,300円 |
4歳未満のお子様は入園無料となっております。
このほか、25名以上の団体で訪れる場合の団体料金(事前予約必須)や、学校行事として訪れる場合の学校グループ料金、障がい者・要介護認定者・介護者向けの割引料金なども用意されております。
障がい者手帳や療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、要介護認定印のある介護保険被保険者証、あるいはデジタル障害者手帳「ミライロID」の提示によって、割引が適用される仕組みです。

駐車場の料金についても知っておきたいポイント
アドベンチャーワールドには、約5,000台を収容できる大型の駐車場が併設されております。
何度も通う予定のある方にとっては、駐車料金も気になるところですよね。
2026年8月1日より、普通車区画の駐車料金が改定され、日によって料金が変動する仕組みが導入されているとのことです。
具体的な金額は日付ごとに公式サイトのカレンダーで確認する形になっております。
なお、大型車は2,000円から2,500円へと改定され、二輪車は無料での利用が案内されています。
駐車料金をお支払いいただいた当日は、レシートを提示することで再入場ができる仕組みになっておりますので、一度出て、また戻ってこられる方にも配慮された運用と言えそうです。
なぜこの「乗り放題」の仕組みが生まれたのか、筆者の考察
ここからは、テーマパークを長年見てまいりました筆者の個人的な見方として、少しお付き合いいただければと思います。
一般的な遊園地の「フリーパス」は、乗り物1回ごとの料金と乗り放題料金を比較して「何回乗れば元が取れるか」という損得勘定で語られることが多いものです。
けれども、アドベンチャーワールドの場合は、動物園・水族館・遊園地が一体となった施設だからこそ、「1日で全部を味わい尽くす」よりも「季節ごとに何度も通って、動物たちの表情の変化を楽しむ」という過ごし方に価値が置かれているように感じます。
先ほどの試算のとおり、年2回の来園を予定している方であれば「もっと無限アドベンチャーパス」の方が年間パスポートより1,900円ほど割安になる計算です。
3回以上訪れる方であれば、その差はさらに広がります。
こうした価格設計から見ても、施設側が「短期集中の1回きりの来園」より「季節をまたいだリピート来園」を後押ししたいという意図があるのではないかと、筆者としては受け止めております。
実際、パンダの「良浜」「結浜」「彩浜」「楓浜」たちも、日々少しずつ成長し、表情や仕草を変えていきます。
イルカたちとのふれあい体験なども、その日の天候や個体の気分によって内容が変わることもあるでしょう。
1回きりの来園ではなく、何度も足を運べる「もっと無限アドベンチャーパス」のような仕組みは、こうした「生き物と過ごす時間」を大切にする施設の姿勢の表れなのではないかと、個人的には考えております。
また、高校生以下は追加料金なしでアップグレードできるという設計にも、ご家族での利用を後押ししたいという意図が感じられます。
大人だけが料金を負担する形にすることで、お子様連れのご家庭が「もう一度、家族で白浜へ行こう」と思いやすくなっているのではないでしょうか。
過去の「無限アドベンチャーパス」も好評だったとのことですから、リピーター施策としての手応えを施設側がすでに感じているという背景も、今回の拡充につながっているように筆者は推測いたします。
今後の見通しとしましては、今回の延長・拡充の流れを見る限り、季節ごとのキャンペーンや期間限定の優待措置は、これからも継続的に展開されていく可能性が高いように思います。
特に、夏休みだけでなく秋・冬・春、そしてゴールデンウィークまでを一つのパスでカバーするという発想は、白浜という土地全体の観光需要を年間を通じて底上げしたいという狙いもあるのかもしれません。
なお、料金や特典の詳細は今後変更される可能性もありますので、実際の購入前には必ず公式サイトの最新情報をご確認いただくことをおすすめいたします。
よくある質問
「もっと無限アドベンチャーパス」はいつまで利用できますか?
2026年7月18日から当日入園券にアップグレードすることで、2027年5月31日まで何度でも入園できます。
子どもの料金はいくらですか?
中学生・高校生、幼児・小学生は追加料金なしでアップグレードできます。追加料金が必要なのは大人・シニアのみです。
以前の「無限アドベンチャーパス」を持っていますが、買い直す必要はありますか?
いいえ、買い直しは不要です。追加料金なしで利用期間が2027年5月31日まで自動的に延長される取り扱いとなっています。
まとめ
アドベンチャーワールドの「乗り放題」にあたるパスは、当日入園券から手続きするアップグレード型の「もっと無限アドベンチャーパス」であり、2026年7月18日から販売され、2027年5月31日まで何度でも入園できる仕組みになっています。
料金は大人・シニアが当日入園券に3,500円を追加する形で、中学生以下は追加料金なしという家族に優しい設定です。
年2回以上訪れる予定がある方には、通常の年間パスポートより割安になる計算も成り立ちますので、ご自身の旅行頻度に合わせて検討する価値がありそうです。
手続きは入園当日のみ、パーク内特設ブースでスマートフォンから行う必要がありますので、事前にこの流れを知っておくと、当日スムーズにご案内いただけると思います。
季節ごとに変わる動物たちの表情を、何度でも見に行きたいという方には、きっと心強い味方になってくれるパスですので、ぜひご自身のご旅行スタイルに合わせて検討してみてくださいませ。


