クリスマスによみうりランドでデートをするなら、冬の風物詩「ジュエルミネーション」を軸に、昼はアトラクション、夕方から宝石色の光と東京の大夜景、締めは観覧車という流れが、もっともロマンチックで失敗の少ない過ごし方です。
この記事では、初めての方にも分かりやすく、おすすめプラン・見どころ・混雑や服装のコツまで、テーマパークライターの視点で丁寧にご案内いたします。
クリスマスのよみうりランドデートが人気な理由とは?
結論から申し上げますと、よみうりランドのクリスマスデートが支持されるのは、「イルミネーション」と「遊園地のアトラクション」を一度に味わえる、関東でも珍しいスポットだからです。
よみうりランドの冬の恒例イベントが、宝石色の光が広がる「ジュエルミネーション」です。2010年にスタートし、世界で活躍する照明デザイナー・石井幹子(いしいもとこ)氏がプロデュースを続けています。
その特徴は、石井幹子デザイン事務所が開発した、宝石色をイメージしたLEDの輝き。近年は約650万球もの光が園内を彩ると紹介されており、まるで宝石箱の中に入り込んだような体験ができます。
グランドテーマは「LIGHT is LOVE」。人や自然、地球への「愛」を光で表現しており、クリスマスという特別な日の雰囲気と、とても相性がよいのです。
ただ光を眺めるだけでなく、ジェットコースターや観覧車といった遊園地ならではの乗り物とセットで楽しめる点が、他のイルミネーションスポットとの大きな違いだと、筆者は感じています。
クリスマスデートのおすすめプラン|よみうりランドの回り方
初めての方がいちばん迷うのが「広い園内をどう回るか」です。ここでは、点灯時間を軸にした、迷いにくいモデルプランをご紹介いたします。
よみうりランドのイルミネーションは、見どころの多くが「時間制」です。そのため、ショーや点灯の時刻に合わせて動くと、効率よく、そして感動的に楽しめます。
- 昼〜夕方:まずは明るいうちに入園し、アトラクションで遊びながら園内の位置関係を把握します
- 16:00ごろ:ジュエルミネーションが点灯し、園内が一気に宝石色に染まります
- 夕方〜夜:光のトンネルや光の並木道など、フォトスポットをゆっくり巡ります
- 夜:大迫力の噴水ショーを鑑賞します
- 締め:観覧車で園内のイルミネーションと東京の夜景を一望します
点灯時間は、例年16:00〜20:30が目安です。光の並木道「ジュエリー・プロムナード(恋人たちのプロムナード)」は、全長約180メートルにわたって1日1回一斉点灯する演出があり、その瞬間は二人で立ち会いたい見どころのひとつです。
点灯直後は人が集まりやすいので、少し早めに場所を確保しておくと、落ち着いて写真を撮ることができますよ。

ロマンチックな過ごし方とフォトスポット|観覧車と光のトンネル
恋人と訪れるなら、やはり「二人だけの空間」をつくれる場所が、思い出に残ります。よみうりランドには、クリスマスデートにぴったりのロマンチックなスポットが揃っています。
まずおすすめしたいのが、観覧車「Sky-Go-LAND」です。高さ約60メートルから見下ろす園内のイルミネーションと東京の夜景は、まさに圧巻。ゴンドラの中は自然と二人きりになれるため、距離がぐっと縮まる時間になるでしょう。
この観覧車は「ジュエリー・グランオブジェ」としてライトアップされ、「LIGHT is LOVE」をテーマにした面では、上半分が豊かさや高貴さを感じる金色、下半分がロマンスや優しさをイメージさせるピンク色で彩られます。園内だけでなく周辺からも見える、愛を象徴する存在です。
次に、全長約140メートルの光のトンネル「クリスタル・パサージュ」。宝石の結晶が蔓のように伸びていくデザインで、音楽に合わせた演出では、トンネルの奥へ吸い込まれるような幻想的な体験ができます。
写真を撮るなら、トンネルは少し引きの位置から撮ると奥行きが出て、ロマンチックに写りやすいです。足元のカラフルな光を画面に入れると、全身の写真も美しく仕上がります。
水面に光が映る「ジュエリー・ストリーム」も、ゆったり散策できる癒しのエリア。よみうりランドは高低差のある地形なので、少し高い場所から見下ろすと、宝石のような光が一面に広がって見えるのも魅力です。
子どもや家族と行く場合は?噴水ショーも必見
恋人同士だけでなく、ご家族やお友達と訪れる方も多いスポットです。なかでも世代を問わず楽しめるのが、毎年大人気の「噴水ショー」です。
波のプールエリアで開催されるこのショーは、高さ15メートルの巨大なウォータースクリーン映像に、数多くの噴水、レーザーや炎を組み合わせた圧倒的なスケール。例年、複数のプログラムが用意され、水と光と音が織りなす迫力に、大人も子どもも夢中になります。
また、ジェットコースター「バンデット」は、期間中は流星をイメージした「スターライトバンデット」に様変わり。光り輝く園内を駆け抜ける体験は、遊園地ならではの醍醐味です。小さなお子様には、キラキラした光を眺めながら乗れるメリーゴーランドなども人気があります。
アトラクションからイルミネーションや夜景を見下ろせるのは、遊園地併設のよみうりランドならでは。これは、公式サイトでも遊園地ならではの楽しみ方として紹介されている点です。

料金・チケット・アクセスの基本情報
初めての方のために、料金やアクセスの基礎をやさしく整理いたします。なお、価格や内容は変動する場合があるため、お出かけ前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
料金の目安は以下の通りです。夜からイルミネーション中心に楽しむなら、15:00以降に入園できてアトラクションも乗り放題になる「アフターパス」がお得です。
| チケット種別 | 大人(18〜64歳)の目安 |
|---|---|
| 入園料のみ | 約1800円 |
| アフターパス(15:00〜入園+のりもの乗り放題) | 約3100円 |
| ワンデーパス(入園+アトラクション乗り放題) | 約5900円 |
アフターパスは、人気アトラクションを2回ほど利用すれば元が取れる計算になるため、夜のデート派には心強い選択肢です。ただし観覧車「Sky-Go-LAND」など一部は乗り放題の対象外となる点にご注意ください。
アクセスは、京王線「京王よみうりランド駅」からゴンドラ「スカイシャトル」を使う行き方が人気です。冬にはイルミネーションを上空から見下ろせるため、入園前から気分が高まります。このほか、小田急線「読売ランド前駅」などからバスで向かう方法もあります。
混雑を避けるコツと服装・持ち物の準備
快適に過ごすために、混雑と寒さへの備えは欠かせません。ここは初めての方ほど、知っておくと安心なポイントです。
公式の案内によると、12月の土・日・祝日、およびクリスマス前後は混雑が予想されます。また、12月25日などは入園料やアフターパスが特別料金になる日もあります。アフターパス販売開始の15:00、点灯の16:00前後は入園口が混み合うため、少し時間をずらすのがおすすめです。
ジュエルミネーションは例年4月上旬まで開催されるため、混雑を避けたい方は、年明け1月以降の平日を狙うのもよい選択です。クリスマス当日にこだわらず、翌日以降にゆったり訪れる楽しみ方もあります。
服装と持ち物については、多摩丘陵に位置するよみうりランドは、都心より気温が低くなることもあります。手袋やカイロがあると体感はずいぶん違います。園内は坂道も多いので、歩きやすい靴が安心です。写真重視でヒールを履きたい方は、移動用の靴をバッグに入れておくと快適に過ごせます。
意外な狙い目として、公式の広報担当者は「おすすめの日は雨の日」と紹介しています。地面が光を反射して輝きが倍増し、より幻想的な世界になるのだそうです。
考察|なぜよみうりランドはクリスマスデートに選ばれ続けるのか
ここからは、長年さまざまな施設を見てきた筆者の私見として、このスポットの価値を考えてみたいと思います。
個人的には、よみうりランドの最大の強みは「時間設計のしやすさ」にあると考えています。点灯・ショー・観覧車と、見どころが時間制だからこそ、二人で「次はどこへ行こう」と相談する時間が自然に生まれ、それ自体がデートの思い出になるのです。
一般に、クリスマスのイルミネーションスポットは「見て歩いて終わり」になりがちです。しかし、ここは昼のアトラクションから夜の光まで一日を通して過ごせるため、滞在の密度が高い。筆者としては、これが満足度につながっていると感じます。
また、「LIGHT is LOVE」という愛をテーマにした世界観は、クリスマスという日の空気と非常に相性がよいと考えられます。金色とピンク色に輝く観覧車や、お互いに惹かれ合うように配された光の並木道など、意味を知って眺めると、景色の見え方が変わってくるはずです。
今後の見通しとしては、開催期間が春先まで続くことから、クリスマスに予定が合わなかった方も、年明けや桜の時期に向けて楽しめる柔軟さがあります。無理に混雑日へ集中させず、二人のペースで日程を選べるのは、長期開催ならではの魅力だと言えるでしょう。
一方で、人気ゆえの混雑は避けられません。だからこそ、本記事でご紹介した「点灯時間を軸にした回り方」と「時間をずらす工夫」が、快適なデートの鍵になると筆者は考えています。
まとめ|クリスマスのよみうりランドデートを素敵な物語に
クリスマスのよみうりランドデートは、宝石色の「ジュエルミネーション」を軸に、昼はアトラクション、夕方から光のトンネルや噴水ショー、締めは観覧車で夜景という流れが王道です。
点灯は例年16:00から、開催は春先まで。混雑する日は時間をずらし、防寒と歩きやすい靴を準備しておけば、慌てることなく光の世界を満喫できます。
二人で「次はどこへ行こう」と語らいながら歩く時間そのものが、きっと忘れられない物語になります。皆様のクリスマスが、心温まる素敵な一日になりますように。

