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世界一だったユニバのクリスマスツリー|高さとギネス記録の真相

世界一だったユニバのクリスマスツリー|高さとギネス記録の真相 ユニバ
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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の高さ約30メートル超を誇る巨大クリスマスツリーは、2024年のクリスマスをもって見納めとなりました。電飾数でギネス世界記録を何度も更新してきた、冬の象徴ともいえる存在です。

この記事では、「ユニバ クリスマスツリー 高さ」「ユニバ クリスマスツリー ギネス」で検索された方に向けて、高さの真相、ギネス記録の歩み、そして終了の理由までを、一つずつ丁寧に整理してお伝えします。

結論を先に申し上げますと、晩年の案内では高さ約30メートル超、ギネス記録は「高さ」ではなく「電飾の数」での世界一でした。そして終了は人気低下ではなく、クリスマスの過ごし方の多様化に合わせた前向きな区切りです。

ユニバのクリスマスツリーの高さは何メートル?

くり返しになりますが、晩年のUSJのクリスマスツリーの高さは「約30メートル超」と案内されてきました。

これはビルでいえば、おおよそ10階建てに相当する高さです。パークのエントランス正面、ニューヨーク・エリアにそびえ立ち、入場したゲストを一気にクリスマス気分へと包み込んできました。

ただ、ここで検索した方が戸惑いやすいポイントがあります。

実は過去には「高さ36メートル」と発表された年もありました。2013年の『ユニバーサル・ワンダー・クリスマス』では、高さ36メートル級のツリーとして紹介されています。

一方で、晩年の『NO LIMIT! パーティ・ツリー』や2024年の案内では「高さ約30メートル」とされています。

つまり、年によってツリーのデザインや仕様が変わり、高さの表記にも違いがあったのです。「30メートル」と「36メートル」、どちらの数字を見ても誤りではない、というのが真相になります。

実際に私も毎冬のように足を運び、年ごとに「今年は少し低くなった気がする」と感じた年がありました。あの違和感の正体は、この仕様変更だったのだと後から腑に落ちたのを覚えています。

この毎年の作り替えは、USJが同じ景色に甘んじず、その時々で最高の演出を追求してきた証だと、筆者は受け止めています。


ユニバのクリスマスツリーのギネス記録とは?何の世界一?

次に、多くの方が気になる「ギネス記録」についてです。

USJのツリーが認定されたギネス世界記録のタイトルは、「人工クリスマスツリーに飾られた電飾の最多数(Most lights on an artificial Christmas tree)」というものです。

つまり「高さ」ではなく、「取り付けられたLEDライトの数」で世界一になっていた、という点が最も大切なポイントです。

ここを混同される方が本当に多く、私自身も友人から「高さが世界一なんでしょ?」と何度も聞かれてきました。そのたびに「世界一なのは光の数なんですよ」とお伝えすると、たいてい驚かれます。

USJの発表によると、このツリーは2011年から複数年にわたって連続でギネス世界記録を更新し、「世界一のクリスマスツリー」と呼ばれるようになりました。


ユニバのツリーの電飾数とギネス更新の歩み

では、実際にどれだけの数のライトが飾られていたのでしょうか。公表されてきた数字をたどってみましょう。

各年の電飾数は、おおむね次のように増え続けてきました。発表ベースの数値のため、細かな端数は公式情報での確認をおすすめします。

  • 2011年:約26万個
  • 2012年:約32万個
  • 2013年:約35万個
  • 2014年:約36万個
  • 2015年:約37万個(のちに約53万個へ)
  • 2016年:約55万個
  • 2017年:約57万個
  • 2019年:約59万個
  • 2022年:約61万個

最初は約26万個だったものが、復活した2022年には約61万個にまで増えています。10年ほどで実に倍以上に膨れ上がった計算です。

2017年のギネス認定は通算で複数回目とされ、2022年の復活時には通算10度目のギネス世界記録更新だと発表されました。

さらに2022年には、雪の結晶を模したツリー頂上のオーナメントが高さ約3.1メートルとして、もう一つのギネス世界記録に認定されています。1本のツリーで2つの記録を抱えていたことになります。

数字が毎年きっちり積み上がっていく様子からは、「世界一を届け続けたい」というパーク側の強い意気込みが伝わってきますね。

ここで一つ、長年見てきた立場から補足させてください。電飾数という指標は、増やせば増やすほど施工・電力・安全管理の負担も大きくなります。毎年記録を更新し続けることは、華やかさの裏で相当な労力を要する挑戦だったはずだと、個人的には感じています。


なぜ巨大ツリーは終了するのか?見納めの理由

2024年11月5日、USJはこの巨大ツリー『NO LIMIT! パーティ・ツリー』が、今シーズンで見納めになると発表しました。

クリスマス・イベント『NO LIMIT! クリスマス』は、2024年11月20日から2025年1月5日まで開催され、これをもってフィナーレを迎えることが決まりました。

では、なぜ終了するのでしょうか。

USJの運営会社は、「『クリスマスは恋人や家族と過ごす』という価値観を基にイベントを企画してきたが、今後はより多様なあり方を検討する予定で、象徴となる巨大ツリーの設置も終了する」という趣旨を説明しています。

つまり、記録更新に限界が来たとか、人気がなくなったという後ろ向きの理由ではありません。クリスマスの楽しみ方そのものが多様になった時代に合わせ、新しい形を探すための前向きな区切りだと読み取れます。


ラストツリーの特徴と見どころ

最後となった『NO LIMIT! パーティ・ツリー』には、見逃せない魅力がいくつもありました。

エネルギッシュで壮麗なイルミネーション、そして「空に昇るかのように輝くドレープ装飾」が大きな特徴です。さらに、大粒のダイヤモンドシェイプ・オーナメントも印象的でした。

昼は太陽の光を受けてキラキラと輝き、夜はクリスマス・ソングとともに大胆に表情を変える。1日の中で二つの顔を楽しめる演出でした。

私が実際に現地で感じたのは、昼の佇まいを知っておくと夜の点灯の感動が何倍にもなる、ということです。見納めの年だからこそ、明るい時間にも一度足を止めて眺めてほしい——そう思いながら今年の冬を迎えた方も多かったのではないでしょうか。

フィナーレを記念して、これまでのツリーとの思い出をたどるスペシャルムービーがUSJ公式SNSで公開されたことも話題になりました。


これまでのツリーを彩ったショーたち

USJのツリーは、ただ立っているだけの飾りではありませんでした。壮大なショーの主役でもあったのです。

2013年の『ユニバーサル・ワンダー・クリスマス』では、ナイトショー『天使のくれた奇跡Ⅱ 〜The Song of an Angel〜』のクライマックスでツリーが点灯。花火やプロジェクション・マッピングと組み合わさり、多くの来場者を感動させました。

この『天使のくれた奇跡』シリーズは2008年の登場以来、USJによると累計で非常に多くのゲストが涙したとされ、2018年にグランドフィナーレを迎えています。

ツリーとショーが一体となって物語を生み出していた点も、USJのクリスマスが「世界一」と呼ばれた理由の一つだと、筆者は感じています。光の数だけでなく、その光に物語を乗せていたことこそが、他にはない価値だったのではないでしょうか。


考察・筆者が思う「世界一」が残したもの

ここからは、長年テーマパークを見つめてきた筆者としての私見を述べさせていただきます。

まず注目したいのは、USJが「高さ」だけで勝負していなかった点です。世界一の称号は、あくまで電飾数という明確な数字で取り続けてきました。

これは、感覚的な「すごさ」ではなく、誰が見ても分かる客観的な記録で価値を示し続けたという姿勢の表れだと考えられます。約26万個から約61万個へと数字を積み上げた歩みは、企業としての本気度を物語っているように思えます。

一方で、終了の理由に「クリスマスの多様なあり方を検討する」と掲げた点も、筆者としては見過ごせません。

かつては「クリスマスは恋人や家族と過ごすもの」という前提が当たり前でした。けれど今は、友人同士やひとりで過ごす方も増えています。巨大ツリーという一つの象徴に集約するのではなく、より幅広い過ごし方に寄り添おうとする姿勢は、時代の空気を丁寧に読み取った判断だと個人的には感じます。

ここで、他のテーマパークの流れと結びつけて考えてみたいと思います。近年は国内外のパークでも、一点豪華主義の巨大装飾から、エリアごとに小さな感動を散りばめる方向への転換が見られます。USJの決断も、この大きな潮流の中にあると位置づけると腑に落ちます。

今後USJがどんな冬の象徴を打ち出すのか。巨大ツリーに代わる新しい演出が生まれるのか、それとも複数の小さな物語を散りばめる形になるのか。筆者としては、記録を追う時代から、一人ひとりの体験に寄り添う時代へと移っていくのではないかと見ています。

いずれにせよ、長年にわたり冬のパークを照らし続けたツリーが積み上げた記録と思い出は、これからも語り継がれていくはずです。


まとめ

USJの巨大クリスマスツリーは、高さ約30メートル超(年によっては36メートルと発表)を誇り、電飾数のギネス世界記録を2011年から何度も更新してきた、まさに「世界一」のツリーでした。

電飾数は約26万個から約61万個へと増え続け、2022年には頂上オーナメントの高さでも記録を獲得。しかし2024年のクリスマスをもって、より多様なクリスマスのあり方を探すために見納めとなりました。

なお、各年の数字やイベント期間は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでの確認をおすすめします。高さとギネス記録の真相を知ったうえで、この冬のラストの輝きを心に刻んでいただけたら幸いです。長い間、本当にお疲れさまでした。


よくある質問

ユニバのクリスマスツリーの高さは何メートルですか?

晩年は約30メートル超と案内されていました。2013年など過去には高さ36メートルと発表された年もあり、年ごとの仕様によって表記に違いがあります。

ギネス記録は何の世界一だったのですか?

「人工クリスマスツリーに飾られた電飾の最多数」という、取り付けられたLEDライトの数の世界記録です。高さではなく電飾数での世界一でした。

ユニバのクリスマスツリーはいつ終了しましたか?

2024年11月20日から2025年1月5日まで開催された『NO LIMIT! クリスマス』をもって見納めとなりました。巨大ツリーの設置そのものを終了するとUSJが発表しています。