東京ディズニーランドで現在選べるコースター系・絶叫系は3施設で、怖さの種類と身長条件がそれぞれ異なります。
大きな落下ならスプラッシュ・マウンテン、連続する旋回ならビッグサンダー・マウンテン、初心者ならガジェットのゴーコースターが有力です。
東京ディズニーランドのコースター系・絶叫系アトラクション一覧
東京ディズニーランドで2026年8月23日現在体験できる、レール走行型またはコースターに近いスリルを味わえるアトラクションは3施設です。
厳密には、ビッグサンダー・マウンテンとガジェットのゴーコースターがコースター型、スプラッシュ・マウンテンは水路を丸太型ボートで進むライドです。本記事では検索時の分かりやすさを考え、落下や疾走感を楽しむ「コースター系・絶叫系アトラクション」として3施設を比較します。
| アトラクション | 種別 | 身長条件 | 所要時間 | 落下感 | 横揺れ・旋回 | 暗い場面 | 濡れやすさ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| スプラッシュ・マウンテン | ボート型ライド | 90cm以上 | 約15分 | 強い | 中程度 | あり | 高い |
| ビッグサンダー・マウンテン | 屋外型コースター | 102cm以上 | 約4分 | 中程度 | 強い | あり | 通常は低い |
| ガジェットのゴーコースター | 小型コースター | 90cm以上 | 約1分 | 比較的穏やか | 中程度 | ほぼなし | 夏季版は高い |
落下感や横揺れの評価は公式な怖さ等級ではありません。東京ディズニーリゾート公式サイトが案内するコースの特徴、暗い場面の有無、所要時間と、筆者がコースターを比較するときに重視している「落下・旋回・視界・刺激の継続時間」を基準に整理した目安です。
なお、インターネット上では3施設の最高速度として複数の数値が紹介されていますが、2026年8月23日に確認した東京ディズニーリゾート公式の各アトラクションページには、最高速度の掲載がありませんでした。そのため、本記事では出典を公式に限定し、検証できない速度を比較材料から外しています。
公式情報で確認できるのは、スプラッシュ・マウンテンの落差16m、各施設の所要時間、定員、利用条件などです。速さの数字だけで怖さを決めず、落下が苦手なのか、横揺れが苦手なのか、先が見えない状況が苦手なのかを考えるほうが、ご自身に合う一台を選びやすくなります。
3施設の怖さはどう違う?落下・旋回・初心者向けで比較
スプラッシュ・マウンテンは一度の大きな落下を楽しみたい人向け
スプラッシュ・マウンテンは、クリッターカントリーにある丸太型ボートのアトラクションです。所要時間は約15分、定員は8名で、物語の世界を巡りながら山の頂上へ向かいます。
最大の見せ場は、落差16mの滝を一気に滑り降りる場面です。公式ページでも落差が明記されており、現在の東京ディズニーランドでは、落下地点を目で確かめながら大きく降下する代表的な絶叫系アトラクションといえます。
怖さの中心は速度そのものではなく、頂上へ近づくまでの緊張と、屋外へ飛び出すような落下の対比です。落ちる場所が分かりやすいため、大きな声を出すきっかけをつかみやすい一方、高所や急降下が苦手な方には3施設の中で最も高い壁になりやすいでしょう。
身長90cm未満の方は利用できません。体格などにより拘束装置が正常に下がらない方も利用できず、高血圧、心臓・脊椎・首の疾患など、乗車によって症状が悪化するおそれのある方は利用を控えるよう案内されています。
妊娠中の方、高齢の方、乗り物に酔いやすい方についても、公式ページに利用を控える旨の記載があります。身長を満たしていても、健康状態を含むすべての条件を確認することが大切です。
2026年7月2日から9月14日までは、「スプラッシュ・マウンテン“もっと!びしょ濡れMAX”」が実施されています。顔や衣服、靴などに大量の水がかかる場合があるため、電子機器をカバンへしまい、濡れても困りにくい服装で向かうと安心です。
ディズニー・プレミアアクセスは、2026年8月23日確認時点で1人1回1,500円です。発行数には限りがあり、運営状況によって実施しない日や時間帯もあるため、入園当日に東京ディズニーリゾート・アプリをご確認ください。
また、公式ページには2027年1月7日から2月4日までの休止予定が掲載されています。この時期に訪問する方は、スプラッシュ・マウンテンを前提に一日の計画を組まないよう注意が必要です。
筆者としては、スプラッシュ・マウンテンの魅力は落下の大きさだけではなく、約15分の物語の中で緊張が育っていく点にあると考えます。穏やかな場面が続くからこそ、最後の落下が鮮明な一場面として残るのです。
ビッグサンダー・マウンテンは旋回と疾走感を長く味わえる
ビッグサンダー・マウンテンは、ウエスタンランドの岩山を機関士のいない鉱山列車で駆け抜ける屋外型コースターです。所要時間は約4分、定員は30名となっています。
スプラッシュ・マウンテンのように一度の大きな落下へ集中する構成ではなく、急旋回や細かな下降、傾いた状態での走行が連続するのが特徴です。公式ページでも「大きな音」「暗やみ」「スピード・スリル」がある施設と案内されています。
落下地点が目立ちにくい一方、岩肌が近くに迫り、列車が左右へ振られる感覚ははっきりしています。大きな急降下よりも、風を受けながら何度も驚きの声を上げたい方に向いています。
身長102cm未満の方と、乗り物に一人で座って安定した姿勢を保てない方は利用できません。高血圧、心臓・脊椎・首の疾患などがある方、妊娠中の方、高齢の方、乗り物に酔いやすい方は利用を控えるよう公式に案内されています。
横方向の動きが多いため、酔いやすい方は「大きな落下がないから大丈夫」と考えず、体調を優先してください。直前の食事量や疲労も含め、少しでも不安があるときは見送る判断が穏やかな休日を守ってくれます。
2026年8月31日までは、無料の「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」の対象です。このサービスは同日をもって終了し、9月1日からは1人1回1,500円のディズニー・プレミアアクセス対象施設になると公式に発表されています。
8月と9月では利用できるパスの種類が変わるため、過去の攻略情報をそのまま使うことはおすすめできません。訪問日の朝に公式アプリを開き、発行状況と取得可能な時間を確認しましょう。
個人的には、一瞬の大声よりも、約4分の中で笑い声や驚きの声が何度もこぼれるタイプのアトラクションだと感じます。友人や恋人と同じ車両で反応を分かち合いたい日にも選びやすい一台です。
ガジェットのゴーコースターは初心者の第一候補
ガジェットのゴーコースターは、トゥーンタウンにある小型コースターです。ネズミの発明家ガジェットが、ドングリやさまざまなガラクタを再利用して作ったという物語があります。
所要時間は約1分、定員は16名です。3施設の中で体験時間が最も短く、暗い屋内を長く進む構成でもないため、初めてコースターへ挑戦する方が検討しやすいでしょう。
ただし、かわいらしい外観だけで刺激を判断してはいけません。公式ページにも「小さいからと侮るなかれ」と案内されており、コンパクトなコースを勢いよく旋回するため、大人でも予想以上の疾走感を覚えることがあります。
身長90cm未満の方と、動く乗り物に一人で座って安定した姿勢を保てない方は利用できません。高血圧、心臓・脊椎・首の疾患などがある方と妊娠中の方も、利用を控えるよう案内されています。
お子さまのコースターデビューでは、身長条件だけで決めないことが大切です。速い乗り物へ本人が乗りたいと思っているかを確認し、怖がっている場合は無理に誘わないようにしましょう。
2026年7月2日から9月14日までは、「ガジェットのゴーコースター“びしょ濡れ”バージョン」が実施されています。通常時より水に濡れる体験が加わるため、初挑戦ではスピードだけでなく水への苦手意識も確かめてあげてください。
絶叫系初心者はどの順番で乗ればよい?
初心者が3施設を一日で体験するなら、ガジェット、ビッグサンダー、スプラッシュの順番が分かりやすいでしょう。
刺激の強さを単純に順位付けするのではなく、短い走行、連続する旋回、大きな落下という順に異なる怖さを確かめられるからです。
- 短時間でコースターを試したいならガジェットのゴーコースター
- 急降下より旋回や屋外の疾走感を楽しみたいならビッグサンダー・マウンテン
- 落差16mの大きな落下を体験したいならスプラッシュ・マウンテン
- 横揺れで酔いやすいならビッグサンダーは慎重に選ぶ
- 水に濡れたくないなら夏季限定版の実施状況を確認する
- 体調や利用条件に不安がある場合はキャストへ相談する
この順番には、途中で「ここまでで十分」と判断しやすい利点もあります。ガジェットで怖さを強く感じたなら、その日のうちに次の段階へ進む必要はありません。
反対に、大きな落下は苦手でも旋回は楽しめる方なら、ガジェットからビッグサンダーへ進み、スプラッシュを見送る選択ができます。絶叫系の得意・不得意は一本の物差しでは測れないため、苦手な動きを分けて考えることが大切です。
混雑時には、無料または有料のパスがある施設を先に確保し、パスの対象ではないガジェットの待ち時間を公式アプリで見ながら組み込む方法が現実的です。ただし、パスは売り切れる場合があり、休止や運営変更も起こり得るため、固定した計画にこだわりすぎないようにしましょう。
スペース・マウンテン・アースライズは2027年にどう変わる?
旧スペース・マウンテンは、2024年7月31日をもってクローズしました。現在は利用できないため、東京ディズニーランドの現役コースター系・絶叫系は本記事で紹介した3施設となります。
新施設の名称は「スペース・マウンテン・アースライズ」です。東京ディズニーリゾート公式サイトによると、2027年のオープンが予定されています。
新施設は建物からライドシステムまで完全に一新され、宇宙をテーマにした新しい物語と、光や音による特殊効果が組み合わされます。東京ディズニーリゾートのコースターで初めて、車両搭載型のオーディオシステムも導入される予定です。
名称の「アースライズ」は、宇宙から見た地球が月のふちから昇る様子を意味します。世界のディズニーテーマパークにあるスペース・マウンテンの中でも、日本独自のテーマになると公式に説明されています。
速度、身長条件、所要時間、具体的なコースは、2026年8月23日確認時点の公式ページでは明らかにされていません。旧施設の情報をそのまま新施設へ当てはめることはできないため、今後の発表を待つ必要があります。
筆者が注目しているのは、2027年に「暗闇と没入演出を軸にした屋内コースター」という選択肢が戻ることです。現在の3施設は屋外の景色や落下地点を比較的把握しやすい一方、アースライズは視覚・音響・ライドの動きが一体となる体験を担うと考えられます。
これは、既存3施設の価値を下げる変化ではありません。むしろ、短時間の入門、屋外の旋回、水上からの大落下、屋内の宇宙体験という役割が分かれ、怖さの好みに合わせた選択肢が広がる可能性があります。
筆者の考察とまとめ|最適な一台は「怖さの種類」で決まる
東京ディズニーランドで現在体験できるコースター系・絶叫系アトラクションは、スプラッシュ・マウンテン、ビッグサンダー・マウンテン、ガジェットのゴーコースターの3施設です。
私見では、3施設を「一番怖い順」にだけ並べるより、落下、横揺れ、暗さ、刺激が続く時間に分解するほうが、読者にとって役立つ比較になります。
一度の大きな落下に挑戦したい方には、落差16mのスプラッシュ・マウンテンが向いています。旋回や疾走感を長めに味わいたい方にはビッグサンダー・マウンテン、まず約1分で試したい方にはガジェットのゴーコースターが選びやすいでしょう。
大きな声を出した後に爽快さを感じることはありますが、ストレスへの作用には個人差があります。「最も怖い施設へ乗れば必ず気分が軽くなる」というものではありません。
怖さを我慢して乗ることや、同行者へ挑戦を強いることも避けたいところです。乗る人と休憩する人に分かれ、後で感想を共有する過ごし方も、東京ディズニーランドを楽しむ立派な選択です。
本記事の施設情報、料金、期間、利用条件は、東京ディズニーリゾート公式の各アトラクションページ、ディズニー・プレミアアクセス案内、40周年記念プライオリティパス案内、トゥモローランド2027年特設ページを2026年8月23日に確認して整理しました。
運営状況、休止予定、パスの発行、料金、期間限定プログラムは変更される場合があります。訪問当日は東京ディズニーリゾート公式サイトと公式アプリで最新情報をご確認ください。
よくある質問
東京ディズニーランドで現在乗れるジェットコースターは何種類ですか?
厳密なコースター型は、ビッグサンダー・マウンテンとガジェットのゴーコースターの2施設です。ボート型ながら大きな落下を楽しめるスプラッシュ・マウンテンを含めると、コースター系・絶叫系は3施設となります。
絶叫系初心者にはどれがおすすめですか?
所要時間約1分のガジェットのゴーコースターが比較的選びやすいでしょう。ただし、身長90cm以上で、一人で安定した姿勢を保てることなどの利用条件があります。
スペース・マウンテンには現在乗れますか?
旧スペース・マウンテンは2024年7月31日にクローズしたため、現在は乗れません。新しい「スペース・マウンテン・アースライズ」は2027年のオープン予定です。
執筆:夢咲 未来(テーマパークライター)


